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◇【毎春開講】(木)夜Zoom6ヶ月「アートセラピスト養成講座」ゲシュタルト療法ベース

★2024年度「アートセラピスト養成講座」ゲシュタルト療法ベース~開講に向けて~今年度の感想文付き、ご案内


まずは、2023年度の講座の感想からご覧ください。

お名前:クリュエワ みか
年齢:50代
職業:IT研究開発者、画家

今年のアートセラピスト養成講座に参加させてもらい本当に良かったなと思います。

私は以前から様々に精神的な問題を患い、心理士や精神分析学者などに何年か通ったことがあり、自主的に心理学、神経科学、生物化学まで学びました。さまざまな療法のアプローチがありますが、どんなクライアントに対しても、一つだけの完璧なアプローチがあるとは言い切れないでしょう。クライアントさんとちゃんと向き合うには、多岐多様なアプローチのパレットを持つのが必須だということは、セラピストを目指す側からすれば、一目瞭然だと思います。ゲシュタルト療法はその大事なアプローチの一つであるというのが、講座に参加して得た結果です。

去年の秋からアートセラピー講座に参加してみて、グループで、そしてアートを介して精神的な問題に接触したのは初めてでした。画家をしているが故に、元々アートを技術と生まれ出る作品そのものとしてしか考察していませんでした。いつも絵を描く時は、その望む結果(作品世界)だけに集中し、それを追求するのが唯一無二の道だと思っていました。ですからワークの場で即興的に、何かの精神状態や、悩み苦しみ、課題への反応などを、ただ表現せんがためありのまま吐き出し、それをセラピストの下で、グループの方々とワークをしながらシェアし合うことは、私にとって驚きいっぱいの体験でした。

自分の「無意識から浮上してくる何か」を「物や人や自然や動物などの形(アート)」として可視化し(クレヨン画や水彩画として描き)、次にはロールプレイという手段を用いて、それら実際には自分に内在しているのに何らかの形で分離され拒絶されていた部分をこれまでの自分と一体化してゆくようなワークでした。

それによって毎回少しずつでも、新しい自分を発見することができました。また画家としても、作品で何を表現しようとしているのか、何の為に描いているのかなどを、すなわち「自分自身の本意」を以前よりも良く把握できるようになるためのプロセスそのものを理解することができるようになりました。これは大きな価値があることであったと思われます。

春からの養成講座では、アートセラピーの実践と共に、理論的な土台も教えられ、アプローチを貫く論理も徐々に把握し、この療法の大切さや、どんな問題に他のアプローチよりも効果的なのか、なども理解することができました。そして何よりも自分自身の問題に対する不思議な力も感じ取ることができたのです。

また私は何年もの間、夢を憶える能力を完全に失ったと断念し、夢はただ良く寝るのを妨げるものに他ならんとまで思い込んでいました。夢が語ってくれる物事を正しく解かないと、夢があたかもすねてしまい、無意識の闇に身を隠すかのごとく、去ってゆく、という現象にあったのです。

ですが夢療法に携わった結果、驚くべきことにその能力も思わず取り戻しました。ゲシュタルト療法の夢のワークというのは、占いや曖昧な仮設ではなく、ちゃんとできている方法を順に使い、夢の一部一部になったり色んな質問に答えたり進んでいき、直接にそのメッセージを受信し、自覚し、分かっていくという過程です。そうしたら夢を送ってくれる内なる声が、今度は「大きく無意識への扉を開けてくれる」という大切な体験に逢うことができました。

なお人前で発言することが非常に怖くて、緊張のあまり何か一貫性のある話しを言い出そうとしても、いつも絶句ばかりしてしまっていた私には、この講座は本当に大切な体験でした。皆さんと自由に奥深い物事を話し合える能力や、ずっと昔に失ってしまっていた自信を取り戻すこともできたのです。





















↑↑◆昨年の「アートセラピー実験工房」で描かれたクレヨン画




 さて「アートセラピー」ゲシュタルト療法ベースでは、ほぼ毎回、「クレヨン画」を描きます。上の絵は、たまたまアニメーターを仕事とする人でしたので、絵も上手いですが、基本的に絵の上手い下手は、関係ありません。

 言葉以外の深層心理が、自然と浮上するところが大事なのです。それは身体(姿勢、身振り、手ぶり、呼吸、ちょっとした体の傾きや動きなど)に、「無意識的=深層心理=潜在意識」が現れるのと同じようなもので自分で気が付いていなかった無意識のレベルが「クレヨン画」に、現れるというわけです。





 ですが「クレヨン画」は心理テストの材料ではなく、セラピーの入り口として用います。ここも、重要なポイントであると言えましょう。

 クレヨン画のテーマは、毎回異なります。好きな色や、嫌いな色を用いるとか、上の絵は物語療法といって物語の一場面です。その他に各種の「思い出」や「感情」、「家族画」、そして「夢」も扱います。
 
 「夢」は、たとえばユング派の夢解きを経験して来た人は、セラピストに決めつけられるのではなく、自分自身で「夢」を解いてゆけることに大いに驚きます。また最近はゲシュタルト療法のドリームワークなどとして「夢療法」が知られていますが、私の最初の書籍は『やさしさの夢療法』(1994年)で、刊行後にはいくつもの雑誌からの取材も受けました。

 私自身、リッキーによる夢のワークを通して、セラピストになる夢や、本の著者になる夢、海外へのいくつもの旅の夢などを叶えたと言えます。

 そして夢が叶うことをブロックしていた「父や母の思いがけない声」が、自分の中に内包されていることに気が付かされ、それらを解放し癒してゆきました。それでいくつもの夢を叶えることができたのです。

私の最初の本となったのは、*『やさしさの夢療法~夢のワークと心の癒し』→ https://amzn.to/42SFpRw でした。今は電子書籍にもなっています。発売当初は、いくつもの雑誌から取材を受け、また『「夢」を知るための116冊』創元社にも、取り上げられました。

 私の『やさしさの夢療法』を刊行してくださったのは、精神分析のフロイトやユングの選集を日本で最初に出した出版社でした。

 ゲシュタルト療法には、ゲシュタルト心理学や禅や実存主義も取り入れられていますが、そもそもは精神分析の本流に、ライヒやパールズ以降の、身体の広範囲での表情や表現、クレヨン画などのアートや表現に現れる「無意識」を包括しています。





 また言い方を変えれば、もともとは欧州で萌芽しながら、ナチスによる抑圧を逃れて渡米したユダヤ系の人々により、戦後のアメリカで発展した新潮流の親玉的な心理療法です。
(現在よく知られている~NLP、マインドフルネス、認知行動療法などは、人脈や内容が分化したり、ゲシュタルト療法の一部分を取り出してまとめたような療法です)。
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 さて、これまでの説明で、たしか「ゲシュタルト療法」では「今ここ」に焦点を当てて、過去のことを扱わないのではなかったのかなぁ?と思いながら読まれた方もいるかもしれません。そこは勘違いされやすい所なのですが、字づら通りではありません。
 なぜなら「今」のあなたを縛っているのは「過去」からの積み重ねであり、「今」のあなたの中に、子供の頃に聞いた母の考えが染みついていたり、聞こえていたりするからです。そのような「今ここ」に影響をしている「過去」という形で、またそのようなセオリーで「過去」を大いに扱うということを「今ここで」あなたに明言しておきたいと思います。
 フレデリック・パールズwikipedia→ https://bit.ly/3FoTLjo 
ゲシュタルト療法wikipedia→ https://bit.ly/3PZZq4m





最後に、このようなアート(クレヨン画、夢、コラージュ、物語、身体表現)を通して深層心理からを見て行くところに、カウンセリングとは違う醍醐味がありますので、カウンセラー、各種セラピスト、臨床心理士、公認心理師の方々にも学んでいただきたい内容です





ですが「まどか研究所」の講座では、自分のために学びたい人と、指導者の側になりたい人が共に学びます。

 そして後者の人達にこそ、自分のためにも学ぶという姿勢が重要です。
ここが理解できていないと、指導する側に回っても、ワークやセッションを通してクライアントさんが変容を体験する経緯が理解できないからです。





 また言い換えれば、療法を通しての~ご自身の解放・変容のプロセスの体験なしには、真に効果的なアプローチをする才能と直観は開かれないからです





 ご自身を知り理解・援助することと、人を知り理解・援助することは、同時に深まります。それにチャレンジするお気持ちなしには、「まどか研究所」の「アートセラピスト養成講座」ゲシュタルト療法ベースにも、「アートセラピー実験工房」ゲシュタルト療法ベースにも参加するのは、難しいことでしょう。

 しかし何と言ってもは、この後期の講座とも言える秋/冬の「アートセラピー実験工房」ゲシュタルト療法ベースでは、特に初めての方にもご安心してご参加いただけることを心がけています。

 お問い合わせ・お申し込み時には、https://madokainst.com/contact/ に、ご関心を持ったきっかけなどもお書きくださいましたら嬉しいです。





 もしよろしければ、まず3月の残り4回の講座で、じっくりと共に楽しみながら学んでみませんか?

 ★お悩みやメンタル不調(症状/疾患)をお持ちの方は、それが根源から緩み、緩和・解放・解消に向かうのを体験することでしょう
 ★そうでない方は、隠れていた「夢や自分や才能」を発見し、それが育ってゆくプロセスと歓びを体験することになるでしょう
 ★また心理関係のお仕事、教育関係の指導者の方々は、相手に合った指導力をより発揮しやすくなります。
 





実は、お悩みやメンタル不調が 緩和・解放・解消に向かうためにも、隠(抑圧さ)れていた「夢や自分や才能」の発見が欠かせません 





卒業生らも参加しますから、ほのぼのとしたチームワークであなたをお迎えいたします。





原田広美____________________________________





**ここから下は、30年ぶりの新パンフレット~「まどか研究所」心理相談&夢実現①個人セッション&②アートセラピスト養成講座~③話し方~④「結婚相談所」に頼らない「婚活男性」のためのセラピーとコーチングです。ご関心ある方は、ゆっくりとご覧ください。













…………………………..2023年……..
*暑中お見舞い申し上げます。
暑さきびしき折り、どうぞご自愛くださいね
………………………………………….

下記は、【まどか研究所30年ぶり】のパンフレットです。ご高覧くださいましたら幸いです(二つ折り/裏表・全4面】…………………………………………………………………………………………………………









*ご希望がございましたら郵送いたします。

















全国からのZoomセッション都内(新宿・渋谷・池袋etc.貸し会議室)都内近県出張
神泉駅1分(渋谷区)タイレストラン「サムロー」の他、
*👆白山駅(文京区)下車1分は、都営三田線&大江戸線「春日駅」丸の内線&南北線「後楽園」下車1分に変更になりました。また都営新宿線「大島(おおじま)」(江東区)下車4分の カフェ 実楽来(ミラクル)でも、受け賜わります。
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↑のパンフレット内のQRコードは、どれもスマホのカメラで撮影可能ですが、スマホでご覧になっていらっしゃる方に向けて、下記にも、いくつかのURLを記させていただきます。
*原田広美・成志の詳しいプロフィール
 ➡https://madokainst.com/staff
*「まどか研究所」ホームページのトップ
 ➡https://madokainst.com
*すべての お問い合わせ&【無料お試し相談】
https://madokainst.com/contact/





*「アートセラピスト養成講座」ゲシュタルト療法ベースZoom6ヶ月
 ➡ https://madokainst.com/LP/opt-2/ (昨年作ったlong LP)





*「結婚相談所」に頼らない「婚活男性」のためのセラピーとコーチング ➡   https://bit.ly/46S4mPo
👆1回開いて閉じようとする時に、「小窓」が出る工夫を初めて試みてみましたので、よかったらその努力??」を物見遊山で、ご覧になってくださいましたら嬉しいです!!!
  もちろん、ご関心あられる方は、ご登録を!!!





*おまけ:「まどか通信」フェニックス~どなた読者&書き手になれます!!!
https://madokainst.tx-d.art/





最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
あなた様からのお問い合わせとお申込みをお待ちしております。


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