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HOME//ブログ//「まどか研究所」のアートセラピーとは、どのようなものですか、また認知行動療法やNLPとの違いは???◇ゲシュタルト療法が土台です。

【重要アーカイブ】①ゲシュタルト療法とは/対面は渋谷や都内各所&出張でも/カウンセリング・認知行動療法・NLPとの違いとは?/なぜアートセラピーなのか

「まどか研究所」のアートセラピーとは、どのようなものですか、また認知行動療法やNLPとの違いは???◇ゲシュタルト療法が土台です。


昨日は、「まどか研究所」のアートセラピーについて、
ナタリー・ロジャーズの表現アートセラピーや、ナタリーの父のロジャーズが創始した来談者
中心のカウンセリング、絵の分析などと比較しながらお話しました。

昨日のブログはこちら→ https://bit.ly/3CgBYdp

ゲシュタルト療法を創始したパールズから、表現主義的な心身観をナタリーに手渡す役割をし
た、ポストモダンダンスの母アンナ・ハルプリンについても触れました。

ハルプリンは、パールズに出会う前から即興を試みていました。即興というのは、心身に感じ
られること、起きて来ることを「玉ねぎの皮を剥くように」表現してゆく表現主義の傾向と重
なります。
..........................
ハルプリンは、100歳まで生きました。40代で癌の手術をし、5年後に再発。

その時からは、一般の医療を手放し、パールズに教わった表現主義的なドローイング、身体
の感受性を開くワーク、身体表現などをつなぎながら、命も100歳までつなぎました。

感情の抑圧を解放しながら癒し、表現してゆくことで、自然治癒力が高まった好例なのだと
言えるのでしょう。





......................... 昨日は、それとは逆に、感情や過去のトラウマに触れずに好転を促すNLP(神経言語プログラミング)についても触れました。実はこちらも、ゲシュタルト療法と繋がりがあります。 ゲシュタルト療法を創始したパールズの本で、邦訳『ゲシュタルト療法』ナカニシヤ出版と言う本は、パールズの没後に、遺稿を編集して一冊にしたものですが、 その編集をしたリチャード・バンドラーと、言語学にも詳しかったジョン・グリンダーが、始めは一緒に創始したものが、NLPなのです。これは、現代催眠の一つでもあります。 しかし、バンドラーの周囲で殺人事件があったことなどから2人の仲は崩壊したようです。 グリンダーは、言語学の立場から、神経言語(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚なども入ります)に詳しく、 それと、バンドラーが詳しかったゲシュタルト療法的な視点も生かした療法を2人は考えていたのではないかと思われます。 。。。。。。。 しかし2人の仲が壊れたために、そこからゲシュタルト療法に受け継がれていた表現主義 的な傾向は、感情ともども失われたと言えるでしょう。 そして催眠としてのアンカーリングなどの技法が発展しました。たとえば、楽しかった時をよく思い出す。楽しい未来も思い切り感じてみる。 それと共に、自分の肩を叩いておく。すると困難な時であっても、肩を叩くと楽しい気持ちに回復することができる、というような形になります。 これは現代催眠でもありますので、催眠にかかりやすいかどうかによって、効果に違いが出て来るとも言えるでしょう。 また抑圧された感情は、本来の生命力や感覚・感受性をも抑圧して来ます。 NLPは、この部分については手つかずですので、その制限の解放を必要とする度合いによっても、人によって効果や満足度に差異が出るということになるでしょう。 ......................... では次に、ゲシュタルト療法と、認知行動療法との比較についてはどうでしょうか? これについても、表現主義的な感情の解放の部分を持つ療法と、持たない療法という 違いで説明できます。 たとえばイギリスでは、もう大分前から、精神的な疾患に対して投薬するよりも、 認知行動療法の方が国家的な保険の予算を削減するために奨励されました。





投薬は、症状を抑える効果があるので時と場合によっては重要ですが、抑えている
うちに効き目が薄れて、投薬の量が増えます。

また、それにも関わらず、ずっと薬を出し(飲み)続けることになるのです。

それよりも一時的に治まったら時期を見て、精神的な疾患の根源を見つめて、絡ま
りや混乱を解いてゆく心理(精神)療法の方が、効果的で、経済的とされました。





     。。。。。。。
しかしそこで、たとえばゲシュタルト療法よりも、認知行動療法の方が最初に保険
適応になったのは、なぜかと言うと....、

情動(抑圧された感情が宿る深層心理)を扱うセラピストよりも、それを扱わない
認知行動療法のセラピストの育成の方が短期間ですむためです。

今では欧米でも、ゲシュタルト療法も保険適応になり始めています。コアの部分か
ら解放して癒した方が、根本的であることは想像がつきやすいことでしょう。

そして情動部分を扱うゲシュタルト療法の方が、個人を生き生きと創造的(クリエ
イティブ)にします。

昨日は、NLPとアドラー心理学が並べて語られることも多いと書きましたが、





情動部分を抑え込んで置いた方が、特に上下関係(上司と部下、親と子供、リーダ
ーとメンバー)などの役割の決まった関係性では、シンプルで効果的です。

。。。。。。。
逆に言えば、個々人を、そして関係性や人生をも、クリエイティブで生き生きした
ワクワクしたものにしてゆくためには、ゲシュタルト療法の情動部分の解放や癒し
は、大いに役立つのだと言えるでしょう。

だからこそ、夢実現、思いがけない才能や力を引き出しての自己実現にも繋がって
ゆくのだと言えるでしょう。

たとえ傷ついたり、病んでいたとしても、マイナスをゼロに治すのではなく、埋も
れていた夢や才能や生命力を引き出して、自然と乗り越えてゆくことになります。

さて、「まどか研究所」のゲシュタルト療法ベースのアートセラピーの意義は、期
待できるものとしてあなたに伝わったでしょうか?

.........................
ここでゲシュタルト療法で見るべきものとされる5つの捉われのポイントについて
記しておこうと思います。

大まかにですが、次のような捉われに注意して、トラウマや抑圧を解放して癒して
ゆくと、あの「ルビンの壺」の図(壺)と地(左右からの横顔)が統合されて、

あなたが輝きを増して来る、物事を両面から見ることができて人間関係や人生が
楽になる、あなたの内在的な力が発揮されやすくなってゆきます。

1)投影~自分の内面に抑圧されているものを、外部に映して見る。
2)鵜呑み~親や権威がある人などが言ったことをそのまま真実として受け取る。
3)融合~周囲の力のある人と自分の気持ちや意志の境界線が曖昧になっている。
4)反転行為~人や物事に対する正当な攻撃性を自分に向けてしまう。逆に、
自分にしてほしいことを人にしてしまう、など。
5)エゴイズム~これはパールズ自身の定義がやや曖昧だったが、これもある。

.........................
また「まどか研究所」のアートセラピーでは、
アダルトチルドレンからの脱却や解放・回復にも力のある「愛と癒しの心理学」
と呼んでいる内容も、セラピーの土台にしています。

たいていの抑圧やトラウマ、コンプレックスは7才くらいまでの間に形成されま
す。そこで大切なポイントは、生まれ育った家族の在り様や関係性になります。

思春期以降が、最もナーバズで傷つきやすい時期だとも考えられていますが、
その時に傷つく根源には、自分でも気づかなかった家族関係や家族に由来する
トラウマなどが、あらかじめあることがほとんどなのです。





そのようなトラウマにも気がつくようになり、解放して癒してゆくので、あな
たの人間関係や人生、夢実現も楽になってゆくのです。





あなたが傷ついた時、傷つけられた時、傷つけた相手に内在されていた精神的
な事情、トラウマ、抑圧、制限、それらにも必要に応じて遡ります。

。。。。。。。
そうすると、あなたが価値がないから、あなたが大事な人ではないから、抑圧
を受けた、愛されなかったのではなく、

そこには仕方のない事情があったことが明らかになってきます。そうした作業
の積み重ねによって、あなたは回復し、育ち、輝いてゆきます。

そして自分を許し、愛することが上手になった分だけ、あなたの中に余裕が生
まれ、自己犠牲することなしに、人にも与えることが上手なあなたになること
でしょう。






文責:原田広美

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「アートのセラピスト養成講座」Zoom6ヶ月は、
元・東大心療内科講師リッキー・リビングストンに学んだゲシュタルト療法が、土台です。
少人数(多くて5~6人)でじっくり学びます。

一般の方と専門職の方と、一緒に学べる実戦的な心理療法の講座です。





クレヨン画やアートを一般的に分析するのではありません。
あなたが描いたクレヨン画や、あなたが創ったコラージュから、
あなたを深く理解し、抑圧を解放してトラウマを癒して解放し、
育てるためのワークをその場で、専門家である私達の元で、
実際に行ってゆきます。ここがこの講座の醍醐味になります。





講師は「まどか研究所」所長の原田広美と、
「ニューヨーク・ゲシュタルト研究所」会員の原田成志が、
隔週で担当いたします。









◆ ここをクリックで、正式なページが開きます→  https://madokainst.com/LP/opt/
(スマホでご覧の方は、少し時間が経つと、写真も出て画面が滑らかに落ち着きます。)

◇二つの特別無料プレゼント【夢解きの方法】【無意識レベルから見た家族の関係】
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→上記facebook広告の項目内容
0.自分を癒したら、人のことも理解できて、「生き生きオーラ」が広がりました。
1.自分を癒し、解放した先にあった仕事がセラピストでした(プロフィール)
2.「まどか研究所」受講者様etc.の声声声!!!
3.「アートセラピスト養成講座」に参加して、得られるものは何ですか?
4.こんな思いや経験ありませんか~専門職として日常で、仕事で
a.心理カウンセラーなんですが..。
b.福祉/介護、医療/教育の現場で..。
c.接客/営業や、社内/日常生活、子育てで..。
d.「お教室/セミナー/学校」で、生徒に突っ込まれると..。
5.「アートセラピスト養成講座」では、どうして―それらの悩みが―解消できるのですか?
6.「アートセラピスト養成講座」に来る人達は、どのような人達でしょうか?
7.どのようなステップで、癒され解放されて行くのでしょうか?
8.私にも、ついて行かれるでしょうか?
9.あらためまして、まどか研究所「アートセラピスト養成講座」Zoom6ヶ月のサポート内容をお伝えいたします。
10.ご関心がある方は、どうぞ【個人面談】にお進みください。





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原田広美『やさしさの夢療法』

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