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HOME//ブログ//★「アートセラピー実験工房」物語療法の*感想文つき~ゲシュタルト療法ベース

◇【秋~3月】(木)夜Zoom「アートセラピー実験工房」どなた様も、1回から参加OKです!!!

★「アートセラピー実験工房」物語療法の*感想文つき~ゲシュタルト療法ベース


このクレヨン画の下には、講座の感想文が掲載されています。









意外な自分を知る時間~アートセラピーのワークショップに参加して    飯島章嘉(クレヨン画も)

なんだかワクワクしながら、木曜日の午後七時からの時間を過ごさせてもらいました。その時間がアートセラピーのワークショップの時間だったのです。僕の生活が自宅でひたすらアニメーションの背景画をパソコンで描くという仕事なので、どこに出かけるでもなく、誰と接触することもない毎日ですから、今まで知りようもない方たちのお話を聞き、自分のお話をさせていただくことだけで面白かったのです。


 もっともセラピーというものに関心がない訳ではありませんでした。僕自身にもパニック障害があり、と言うよりも人生のほとんどを何らかの神経症に苦しめられながら歩んで来たようなもので、精神分析とかセラピーと聞くと、おのずから注目せざるを得ないような気持になっていたのです。今はだいぶ普通に暮らせてはいますが、やはり生活はしづらい、病院も替えては通う日々もありました。


 精神分析の話で言うと、僕の雑な解釈ですが、心の葛藤の正体(それは無意識の世界にあって、普段はまったく気づかないものですが)に気づく事が神経症の治癒に繋がる、と言います。しかし、それは理屈だけではなかなか理解しにくい。


 どうして無意識を意識上に上らせることが神経症の治療になるのか、を具体的に知りたい、ということもワークショップに参加した要因でもありました。(おまけに、「まどか通信」フェニックスのヘッダーにヨーロッパ風の庭園を見事な古典的描写でえがいた画家さんも参加なさるというのですから)https://madokainst.tx-d.art/


 初日のアートセラピーから、僕には驚きでした。昔話の絵を描き、その絵についてあれこれと話すうちに、自分の知らない自分の思い(この言い方は実にヘンな言いようですが)に気づかされたからです。それはまさに無意識の世界であり、それを知る初めての経験だったからです。


 絵を描き、それについて語る。また語る事が重要である、という事も気づかされました。言葉にすることは、無意識の世界の一角がフワっと浮かびあがった所を、一挙に意識の世界に移動させると言ったらいいでしょうか。絵には、無意識が現れるようです。ただ、それは薄ぼんやりとしか見えないもので、その薄ぼんやりしたものを、語る事によって輪郭を明瞭なものにする、と言ってもいいのでしょうか。そんなことを意識的に行うなんて日常にはあり得ないものです。その後もそういう体験を何度もしました。ワークショップの時間は意外な自分を知る時間になった訳です。


 ところでその時間の中で参加している人々の絵も拝見しました。一つのテーマでも、受け取りようは各々、実にさまざまな表現があるものです。意外だったのは、その絵から受ける印象で、僕自身がこの人はこんな思いで描いたに違いないと思ったことと、描いた当人が託す思いがあまりにも違う、ということでした。人はそれぞれ違う意識を持つものですから、考えてみれば当然なのですが、具体的にその事実に突き当たる事はそうはありません。あらためて他者の理解とは難しいと思ったものです。まただからこそ、理解する努力が重要なのかもしれません。


 僕自身のいまだわだかまる不安や恐怖の骨格を、僕自身が正確に知り得たとはまだまだ言えませんし、無意識の意識化がなぜ治癒に繋がるかも把握したとは言い切れません。
 しかし、毎週木曜日の午後七時からの二時間は、いわばファンタジーの時間だったかもしれません。日常ではない無意識の世界を旅した時間だったと言ったら、あまりにもファンタジックでしょうか。





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さて、「まどか研究所」の十八番は、
春に開講するZoomで半年間学ぶ「アートセラピスト養成講座」ゲシュタルト療法ベースです。

講師は、30年の実績「まどか研究所」所長の原田広美と、
ニューヨークゲシュタルト研究所会員(日本人唯一)の原田成志です。
男女二人の同等の講師が担当するという、最も癒しが進むと言われる理想の形です。
    





下記は、その本講座の詳細なご案内になります
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      一方、現在開講中(秋から)の「アートセラピー実験工房」では、
セラピスト養成講座ではないので、初めての方にも焦点をあてやすくなっています。
講師は、春からのセラピスト養成講座とは異なり、
私・原田広美が単独で担当いたします。









上は、私が学んでいた30年以上前の写真です、花瓶の右が先生だったリッキー・リビングストン。その上が、まだ20代の後半だった私です。





*ここで原田広美&成志プロフィール(詳細)
https://madokainst.com/staff/









 さて、そのゲシュタルト療法ですが、元はフロイト派の精神分析医だったユダヤ系のドイツ人フレデリック・パールズ(1893~1970)が創始者です(妻のローラと、渡米後にはポール・グッドマンと三人で築きあげました)。

 元は精神分析医だったパールズですが、パールズやローラ(ゲシュタルト心理学や哲学にも詳しかった)の青春時代には、ベルリンではすでに、それまでは宗教的な理由から眠らされていた身体を開示し、同時に心身の奥底に眠っていた深層心理や潜在意識および無意識と呼ばれるレベルのものを表現して行こうとする、身体アウェアネスと表現主義の時代に入っていました。

 ナチスの時代には、ドイツから南アフリカに逃れて「精神分析研究所」を開設していたパールズとローラですが、すでにドイツ時代に身体アウェアネスと表現主義(パールズは表現主義演劇、ローラは表現主義舞踊もたしなんだ)の洗礼を受けたパールズは、しだいにフロイトから離反し戦後の(今度は)南アの混乱から逃れての渡米後には、新しく「ゲシュタルト療法」を生み出したというのも、時代の趨勢に合った道理であったと言えるでしょう。

(*ちなみに、パールズが精神分析医になるための教育分析を担当したのは、ウイリアム・ライヒでした。晩年はやはりアメリカで、オルゴン(性)エネルギーの測定の試みが不発に終わる中で、人々からの理解を得られずに沈んでゆきましたが、

防衛反応と体の硬直の視点を含む「筋肉の鎧」説に裏づけられた欧州時代の著作『性格分析』などは後々にも評価が高く、ライヒの時代からすでに「従来の精神分析」のヒステリーやリビドーへの着目を大きく越えた~より広範な「身体領域」と「深層心理」を結ぶ視点への移転があったことが伺えます。)

 だからこそ、ゲシュタルト療法では、クライアントの言葉による主訴への寄り添いや受容のみならず、セラピストの前でのクライアントの「体の在り方・動き」「身構え」「息づかい」「身振り・そぶり」「表情の変化」なども、重要視します。自分のそれらに「気づき」、人のそれらの在り様にも目配りと理解ができるようになることも重要です。
 そこにクライアントがまだ気づかずにいる「無意識」が潜んでいるからです。









 ゲシュタルト療法というと、よく例に挙げられるのが、上の「ルビンの壺」の図です。これは黒い壺が「図」で、白い左右からの横顔が「地」になります。「図」で見ている時に悩みや困った問題があるのなら、「地」の側からも見えるようになると、たとえば「意識の中」で「敵と味方」のように分断されていたものが別の角度からも理解できるようになり、悩みや課題が溶けてゆきます。

 話しは飛びに飛びますが、例えばシェイクピアの『ロミオとジュリエット』では、二人の実家である両家は、過去のいさかいのトラウマのために分断されています。
 「ルビンの壺」を見た場合、「図」と「地」の境目になるのは、過去のトラウマなのです。過去のいさかいやトラブルにより、『ロミオとジュリエット』では、両家は互いに互いをトラウマ的な防衛反応として「敵と味方」に分けたのです。

 それがよりにもよって若い二人が恋に落ちてしまう、これは従来の無意識では繋がっていた部分が浮上した物語なのかもしれません。
 それでもやはり「意識(図)」の現実に阻まれた人間関係の中で、二人は現実の中で結ばれることはありませんでした。

 過去のいさかいやトラブルを「無意識的な」隠れてしまった(「図」ではなく「地」の側の)出来事や気持ちを含めて見直してゆく時に、両家の関係もほぐれて癒されてゆくに違いないのですが..。





 ということで「ゲシュタルト療法」では、元は精神分析の最大の発見でもあった「無意識/潜在意識」などと言われる「深層心理」を丹念に扱う点が、カウンセリングとは格段に異なる部分だと言えるでしょう。
 また最近の心理療法(セラピー)として知られている、*NLP(神経言語プログラミング)、認知行動療法、マインドフルネス、プロセスワーク、あるいは感情と身体をつなげたバイオエナジェティックスなどとも、内容や人脈に大きな重なりや繋がりがあります。
それはバイオエナジェティックスは同時代の同地域から、他の療法はゲシュタルト療法がアメリカで始発した以降に、いわば枝分かれしたり、参考にされたりしながらできた療法だからです。

 このようにゲシュタルト療法は、精神分析の一番の手柄であった「無意識」からの解放と癒しをめざす心理療法の中の「親玉的な療法」であると言うことができます。





↑↑◆昨年の「アートセラピー実験工房」で描かれたクレヨン画




 さて「アートセラピー」ゲシュタルト療法ベースでは、ほぼ毎回、「クレヨン画」を描きます。上の絵は、たまたまアニメーターを仕事とする人でしたので、絵も上手いですが、基本的に絵の上手い下手は、関係ありません。

 言葉以外の深層心理が、自然と浮上するところが大事なのです。それは身体(姿勢、身振り、手ぶり、呼吸、ちょっとした体の傾きや動きなど)に、「無意識的=深層心理=潜在意識」が現れるのと同じようなもので自分で気が付いていなかった無意識のレベルが「クレヨン画」に、現れるというわけです。





 ですが「クレヨン画」は心理テストの材料ではなく、セラピーの入り口として用います。ここも、重要なポイントであると言えましょう。

 クレヨン画のテーマは、毎回異なります。好きな色や、嫌いな色を用いるとか、上の絵は物語療法といって物語の一場面です。その他に各種の「思い出」や「感情」、「家族画」、そして「夢」も扱います。
 
 「夢」は、たとえばユング派の夢解きを経験して来た人は、セラピストに決めつけられるのではなく、自分自身で「夢」を解いてゆけることに大いに驚きます。また最近はゲシュタルト療法のドリームワークなどとして「夢療法」が知られていますが、私の最初の書籍は『やさしさの夢療法』(1994年)で、刊行後にはいくつもの雑誌からの取材も受けました。

 私自身、リッキーによる夢のワークを通して、セラピストになる夢や、本の著者になる夢、海外へのいくつもの旅の夢などを叶えたと言えます。

 そして夢が叶うことをブロックしていた「父や母の思いがけない声」が、自分の中に内包されていることに気が付かされ、それらを解放し癒してゆきました。それでいくつもの夢を叶えることができたのです。

私の最初の本となったのは、*『やさしさの夢療法~夢のワークと心の癒し』→ https://amzn.to/42SFpRw でした。今は電子書籍にもなっています。発売当初は、いくつもの雑誌から取材を受け、また『「夢」を知るための116冊』創元社にも、取り上げられました。

 私の『やさしさの夢療法』を刊行してくださったのは、精神分析のフロイトやユングの選集を日本で最初に出した出版社でした。

 ゲシュタルト療法には、ゲシュタルト心理学や禅や実存主義も取り入れられていますが、そもそもは精神分析の本流に、ライヒやパールズ以降の、身体の広範囲での表情や表現、クレヨン画などのアートや表現に現れる「無意識」を包括しています。





 また言い方を変えれば、もともとは欧州で萌芽しながら、ナチスによる抑圧を逃れて渡米したユダヤ系の人々により、戦後のアメリカで発展した新潮流の親玉的な心理療法となりました(NLP、マインドフルネス、認知行動療法などは、人脈や内容が分化したり、ゲシュタルト療法の一部分を取り出してまとめたような療法です)。
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 さて、これまでの説明で、たしか「ゲシュタルト療法」では「今ここ」に焦点を当てて、過去のことを扱わないのではなかったのかなぁ?と思いながら読まれた方もいるかもしれません。そこは勘違いされやすい所なのですが、字ずら通りではありません。
 なぜなら「今」のあなたを縛っているのは「過去」からの積み重ねであり、「今」のあなたの中に、子供の頃に聞いた母の考えが染みついていたり、聞こえていたりするからです。そのような「今ここ」に影響をしている「過去」という形で、またそのようなセオリーで「過去」を大いに扱うということを「今ここで」あなたに明言しておきたいと思います。
 フレデリック・パールズwikipedia→ https://bit.ly/3FoTLjo 
ゲシュタルト療法wikipedia→ https://bit.ly/3PZZq4m





最後に、このようなアート(クレヨン画、夢、コラージュ、物語、身体表現)を通して深層心理からを見て行くところに、カウンセリングとは違う醍醐味がありますので、カウンセラー、各種セラピスト、臨床心理士、公認心理師の方々に学んでいただいても有用です。





ですが「まどか研究所」の講座では、自分のために学びたい人と、指導者の側になりたい人が共に学びます。

 そして後者の人達にこそ、自分のためにも学ぶという姿勢が重要です。
ここが理解できていないと、指導する側に回っても、ワークやセッションを通してクライアントさんが変容を体験する経緯が理解できないからです。





 また言い換えれば、ご自身の解放・変容のプロセスの体験なしには、真に効果的なアプローチをする才能と直観が開かれないからです。





 ご自身を知り理解・援助することと、人を知り理解・援助することは、同時に深まります。それにチャレンジするお気持ちなしには、「まどか研究所」の「アートセラピスト養成講座」ゲシュタルト療法ベースにも、「アートセラピー実験工房」ゲシュタルト療法ベースにも参加するのは、難しいことでしょう。

 しかし何と言ってもは、この後期の講座とも言える秋/冬の「アートセラピー実験工房」ゲシュタルト療法ベースでは、特に初めての方にもご安心してご参加いただけることを心がけています。

 お問い合わせ・お申し込み時には、https://madokainst.com/contact/ に、ご関心を持ったきっかけなどもお書きくださいましたら嬉しいです。





 もしよろしければ春に暖かさが戻って来るまで、ゆっくりじっくりと共に楽しみながら学んでみませんか?

 ★お悩みやメンタル不調(症状/疾患)をお持ちの方は、それが根源から緩み、緩和・解放・解消に向かうのを体験することでしょう
 ★そうでない方は、隠れていた「夢や自分や才能」を発見し、それが育ってゆくプロセスと歓びを体験することになるでしょう
 





実は、お悩みやメンタル不調が 緩和・解放・解消に向かうためにも、隠(抑圧さ)れていた「夢や自分や才能」の発見が欠かせません 





卒業生らも参加しますから、ほのぼのとしたチームワークであなたをお迎えいたします。





原田広美____________________________________





**ここから下は、30年ぶりの新パンフレット~「まどか研究所」心理相談&夢実現①個人セッション&②アートセラピスト養成講座~③話し方~④「結婚相談所」に頼らない「婚活男性」のためのセラピーとコーチングです。ご関心ある方は、ゆっくりとご覧ください。













…………………………..2023年……..
*暑中お見舞い申し上げます。
暑さきびしき折り、どうぞご自愛くださいね
………………………………………….

下記は、【まどか研究所30年ぶり】のパンフレットです。ご高覧くださいましたら幸いです(二つ折り/裏表・全4面】…………………………………………………………………………………………………………









*ご希望がございましたら郵送いたします。

















全国からのZoomセッション都内(新宿・渋谷・池袋etc.貸し会議室)都内近県出張
神泉駅1分(渋谷区)タイレストラン「サムロー」の他、
*👆白山駅(文京区)下車1分は、都営三田線&大江戸線「春日駅」丸の内線&南北線「後楽園」下車1分に変更になりました。また都営新宿線「大島(おおじま)」(江東区)下車4分の カフェ 実楽来(ミラクル)でも、受け賜わります。
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↑のパンフレット内のQRコードは、どれもスマホのカメラで撮影可能ですが、スマホでご覧になっていらっしゃる方に向けて、下記にも、いくつかのURLを記させていただきます。
*原田広美・成志の詳しいプロフィール
 ➡https://madokainst.com/staff
*「まどか研究所」ホームページのトップ
 ➡https://madokainst.com
*すべての お問い合わせ&【無料お試し相談】
https://madokainst.com/contact/





*「アートセラピスト養成講座」ゲシュタルト療法ベースZoom6ヶ月
 ➡ https://madokainst.com/LP/opt-2/ (昨年作ったlong LP)





*「結婚相談所」に頼らない「婚活男性」のためのセラピーとコーチング ➡   https://bit.ly/46S4mPo
👆1回開いて閉じようとする時に、「小窓」が出る工夫を初めて試みてみましたので、よかったらその努力??」を物見遊山で、ご覧になってくださいましたら嬉しいです!!!
  もちろん、ご関心あられる方は、ご登録を!!!





*おまけ:「まどか通信」フェニックス~どなた読者&書き手になれます!!!
https://madokainst.tx-d.art/





これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


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