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HOME//ブログ//『やさしさの夢療法』前書き1994年~◇東大心療内科の元講師リッキー・リビングストンに学んだゲシュタルト療法が土台です。

【重要アーカイブ】②原田広美&成志の[書籍]達~前書き/後書き(集)/書評~夢療法&パールズ&家族画&リッキー・リビングストン

『やさしさの夢療法』前書き1994年~◇東大心療内科の元講師リッキー・リビングストンに学んだゲシュタルト療法が土台です。


『やさしさの夢療法~自分を癒して育てるゲシュタルト・ワーク』電子書籍版
2022年7月発売 https://amzn.to/3rMfLxJ




まえがき





 私達夫婦は夢のワークを始めて八年めになります。朝起きるとすぐに夢をノートに書きとめておく、「夢日記」を毎日書いています。夢は関心を持ち始めると、朝起きた時に思い出しやすくなります。

そして「夢日記」をつけておくと夢を忘れずにすみますから、それを用いて夢のワークをするわけです。夢は短くても長くても、また古くても新しくてもワークをすることが可能です。





 夢のワークとは、夢を使って自分への深い気づきを得たり、心を癒したりすることです。夢占いや夢分析、夢を解釈することとも少し似ていますが、夢を見た本人が、その場で体験的にその夢が表現しているものは何なのかを実感していくのが特徴です。





 心理療法がベースになっていますが、特に心身に不調和がある人だけを対象にしたものではありません。心身に不調和がある人にも役に立ちますが、自分を知り、自分らしさを生かして、いきいきと生きていくことに関心を持つ、すべての人への手助けとなるものです。





 ワークでは、夢のストーリー、夢に登場した場所、人、物、状況、また夢の中で自分は何を体験したのか、夢の印象、それらについて、まずはカウンセリング的に尋ねます。初めは何のことか、さっぱり分からなかった夢が、少しずつ解け始めます。

夢のワークの場では、セラピスト(ワークをリードする人)とクライエントとの一つ一つのさり気なく見えるやり取りが、ぐんぐんと内面の世界に意識を広げる役割を果たします。そして日常の自分が気づいたり、感じたりしている、感受性の幅を徐々に越えていくことが可能になります。





 夢のワークの場は、自分の内面に対峙する、非常にピュアな場です。そしてリラックスした中での集中と、純粋さ、神聖さ、そして好奇心、冒険心、遊び心、探求心などがまじり合った場です。私達はその中で思いがけず、夢が表現している内面の世界に深く触れることができます。

それはたとえば、隠し絵の中から隠されていた絵を見つけ出していく時のようなものです。感受性が柔軟に開きながらも集中している場の中で、夢が語りかけてくれている内容が分かっていきます。





 ですから、夢のワークの気づきというのは、単なる夢の解釈や恣意的なこじつけとは全く次元が異なります。夢を見た本人が、ワークの中で自分からその意味に思い当たるのです。「ハッ」とするような発見を積み重ねながら、私達は通常少なくとも三十分~一時間程かけて一つの夢のワークを進めます。





その時に、セラピスト側からの解釈を押しつけたりすれば、ワークはそれ以上、深まらなくなってしまいます。ワークをしている時にセラピストが、「もしかしたら、こんな意味ではないか」などと、感じたことをヒントとして言ってみることはありますが、基本的には夢を見た本人の実感が大前提になります。





 夢を見た本人自身が、夢の中に登場している一つ一つのものについて、何を表現しているものなのか実感していくのを確かめながらワークを進めます。そうした過程をへて、漠然としているイメージが少しずつ像を結んでいきます。初めは何についての夢なのか、さっぱり分からなかったところから、最後には、夢の創造主(大いなる自己)の意図を実感するところにまで至るのです。





 それが明確になりつつある時の様子は感動的です。思いがけないところから秘密の糸がほどけていきます。その間の様子を私達は「小さな悟りの連続」と呼んでいます。





 夢の表現方法というのは比喩に富んでいます。たとえば、「スリルはあるけれど安全」と言いたいのを「遊園地」と表現してきたりします。





「自分の中に埋もれているけど、表に出たくてウズウズしている力」を、「公園の小山を割って突然出現した怪獣」と表現してくるかもしれません。「新しいやり方を始めてみたら?」というのを「新しいクツが玄関に置かれている場面」で表現してくることもあるのです。





 私達は初めて夢のワークを受けてもらう時に、よく次のようなウォーミングアップをします。「自分を食べ物にたとえてみると何になりますか?」と質問してみるのです。そこで「うーん」と考え込んでしまうと、なかなか答えられなくなってしまいます。ですから、とっさに浮かぶイメージで答えてもらいます。





 ある時、「自分は冷えた牛丼です」と答えた人がいました。冷えた牛丼というのがおもしろいので、「どうして、あなたは冷えているのですか」と尋ねると、「そうですねえ……」と一呼吸おいてから、「多分、変わっていることによって目立ちたい、食べてもらいたいのだと思います」ということでした。





 それで、「冷えた牛丼になった自分は、どういう気持ちですか?」と聞いていくと、「冷えていては、人目は引くが、食べてもらえない。だから寂しい気持ちです」という答えが返ってきました。





そこで、さらに突っ込んで聞いてみると、「温かい牛丼になって食べてもらいたい」ということでしたので、イメージの中で牛丼になってもらい、自分を温めてもらいました。すると、その人の肌も赤くなり、ポッとしてきたようでした。そして、とてもリラックスした楽しそうな表情になりました。





 夢の中では、「冷えた牛丼のような自分」は、いきなり「冷えた牛丼」そのものとして登場してくるかもしれません。そして夢のワークでは、たとえばこの「冷えた牛丼」のイメージから、「人目を引くことには成功しているが、実は寂しがっている自分」を発見することになるのです。そして、その問題への対処法も、夢のどこかに、たいていは含まれています。





 夢のワークは、セラピストと自分という一対一の個人セッションの形でもできますし、ワークショップと称するグループワークの形で行なうこともできます。





また夢のワークの具体的方法には、夢に登場してくるものについて質問しながら内面の世界に触れ、イメージワークなどを用いてやっていくカウンセリング的な方法の他に、夢を絵に描く作業を組み込んだり、サイコドラマ(心理劇)仕立てにして、夢の場面を再現してもらいながらやっていく方法もあります。





 夢のワークとは、意味の分からなかった夢のメッセージを明確にしていこうとする場であり、日常から一歩離れた特別な場です。そこでは、ワークから多くのことを得た経験があり、ワークへの信頼を持ち、人のワークのサポートに慣れているセラピストの存在が、場を深める働きをします。





またセラピストは、自分についてのワークを積み重ね、感受性を広げて自分の内面についての気づきと傷の癒しを数多く体験してきている分、人の内面で起きていることに共感し、気づきや傷の癒しを促しやすい能力が開かれています。





 機会があればぜひ、セラピストのサポートを得ながらのワークを体験してもらえたらと思いますが、私達はこの本に、ある程度その代用をつとめてほしいと考えて書きました。この本の中では、夢のワークの仕方や注意点、夢のワークでどんな発見があったり、どのように人々が気づきを深め、自己解放し、癒されていくのかなどについて紹介しました。





 この本を参考にしながら、心を許し合える親しい人と、または自分一人でも夢のワークをしてみて下さい。この本が、そのための道しるべになってくれることを望みます。また、夢を含めた内面の世界のメカニズム、自己解放や、癒しの方向性も、できるだけ分かりやすく紹介したいと考えました。





夢のワークはセラピー(心理療法/ゲシュタルト療法)の一つであり、セラピーは自己解放や癒しによる自己成長を促します。ですから、夢のワークを通してセラピーの概要も伝わる本にしたい、と考えました。





 夢のワークで、一歩一歩、夢のメッセージに近づくのと同じように、ワークを一つ一つ積み重ねることによって、さらに大きな気づき、解放、癒し、自己変容がもたらされます。セラピーで起きてくるものは、その人の実存的な部分に根ざした、非常に確かさのある変容です。





積み重ねによって、自己成長と人生への無限の探求を進めることが可能な魅力あるものです。そうした長期的な時間の流れの中でのセラピーの持つ意味も、できるだけ伝えたいと思いました。





 夢のワークは、慣れれば毎日のように材料が提供されるので、とても続けやすいワークです。自分の夢への理解が深まり、夢の内容に敏感になると、必ずしも毎日ワークをしなくても、自分の内面へのチェックが容易に行なえるようになります。





このおもしろさと深さに魅せられて、私達は夢のワークを続けてきました。内面へのチェックが上手になると、知らないうちに自分に無理をさせたり、ストレスをため込んだりするのを防ぐことができ、しかも人間関係、自己イメージ、仕事、自己実現、いきいき度、やすらぎ度、充実感、健康面など、毎日のことがあたたかい良い方向へと動き出します。





それは結局、自分に対して真にやさしい心のケアをしてあげることでもあるのです。





 セラピーは、心身に不調のある人や、解決したい課題に直面している人にとっても有益ですし、そうでない人にとっても同様に有益です。





 私達は基本的には、その両者を分けて考えていません。とにかく、自分を内面から解放し、癒していくことで、自分にやさしくなれるし、人にもやさしくなれます。





それは抑圧し合うことのない家族や社会を作り出すための一つの力になり得るものだ、とも思います。私達は、これらの内容を多くの人に紹介し、分かち合って行きたいと思っています。





 最後に、この本で紹介している夢のワークには、ゲシュタルト療法の夢のワークとアメリカのゲイル・ディレイニー博士のドリーム・インタビューをベースに、私達自身が体験し、学んできたさまざまな心の癒しの技法や考え方を含んでいることを申し述べておきたいと思います。





一九九四年 秋





原田広美  





⎯10月13日(木)19:00Zoom で、久しぶりに無料で「夢」を扱います。
お申込みは➡ https://madokainst.com/contact/





「夢」は、参加者様の直観で解いてゆきます。その直観の用い方についてはプロセスがあり、ご指導申し上げます。





古い夢でも(今それに関心が出たということは、その夢をいま解く意義があります)、新しい夢でも、





長い夢でも(13日のワークでは、どこか印象的な場面を切り取って、そこを深層心理への扉として入っていきます)、短い夢でも大丈夫です。





★13日は「夢」を扱います。古くても新しくても、長くても短くてもかまいません。ペンと紙(あればクレヨンとスケッチブック)も、ご用意ください。





⭐今日も雨ですね、いかがお過ごしですか?
秋からの(木)の「アートセラピスト養成講座」Zoom6ヶ月にお申し込みがないので、
.....................................................
★来週の13日(木)19:00に、改めてZoom 説明会を開くことにしました。
.....................................................





(月)の午後の予定だった「夢とアートのセラピスト養成講座」を
(木)の19:00に振り替えて、20日から開講することも検討中です。





(たとえば休講にしていた㊗️2月23日を開講日にしたりしますと、
3月の終わりまでで22回がとれます。)





13日の説明会には、卒業生の二人(予備校の先生&大学院生のイチローさん、
統合失調症から頑張って来たフォトセラピーをやってゆきたいゆうちゃん)、





絵心のある国際的な立場の女性、





統合失調症とパニック障害から新薬で立ち直り、50才から65才の定年まで、
障害者枠で働らいたイラストレーターのヨッちゃんなどなども、

参加予定です。+∂.∂





⭐もし無料で参加できるこの機会に、「まどか研究所」の雰囲気を見に、
ご参加いただけるようでしたら、Zoom URL をお送りいたしますので、
是非ご連絡ください。✨





原田広美





(イラストは、©田中義之さんです。)





⭐10月開講「アートセラピスト養成講座」「夢とアートのセラピスト養成講座」Zoom 6ヵ月の詳細は、https://madokainst.com/LP/opt-3/





★☆2つの講座の日程&受講料などは、https://bit.ly/3C2Ai7k









9月29日が、4月開講「アートセラピスト養成講座」Zoom6ヶ月の卒業ワーク&卒業式でしたが、10月開講分も、レヨン画、夢療法、コラージュ、物語・イメージセラピー)
https://madokainst.com/LP/opt-3/ ←こちらが全体の説明で、
10月13日(木)から、木曜19:00~21:00のクラス×22回+日曜1日×3回+個人セッション
*10月15日(土)から、土曜16:00~18:00のクラス×22回+日曜1日×3回+個人セッション
*10月17日(月)から、月曜13:00~15:00のクラス×22回+個人セッション

各コースの日程と受講料は、こちらです→ https://bit.ly/3SpXaDu





*Zoom個人面談(ミニワーク20分をプレゼント)→  https://madokainst.com/contact/
13:00開始~21:00終了の範囲で、ご希望の日時を3つ書いてお申込みください。
 なるべく早く、お返事させていただきます。





*「アートセラピスト養成講座」のお申込みには、Zoom個人面談が必要
です。 そして講座の~お申込み期限は10月6日(木),8日,10日なのですが、
本日は、ゲシュタルト療法の創始者 F・パールズ自伝『記憶のゴミ箱』の
後書き(翻訳者で、ニューヨーク・ゲシュタルト研究所会員 原田成志による)
をお届けいたします。『記憶のゴミ箱』https://amzn.to/3T1ZSPF




F・パールズ自伝『記憶のゴミ箱』
訳者(原田成志)あとがき


 本書はフレデリック(フリッツ)・パールズの自伝『In and Out the Garbage pail』
の全訳である。1969年にReal People Pressから出版されたが、


1992年にThe Gestalt Journal Pressがイラストも含め初版に忠実に復刻している。
現在入手でいるのは、こちらの版である。


 こんな破天荒な自伝は、そうあるものではない。


人生の終わりにあたって、記憶のゴミ箱の中の書かれたいと欲する出来事にはすべて
表現のチャンスを与え、パールズが生涯をかえて創り上げたゲシュタルトセラピーを
パールズ自身に試してみて、


自分の退屈感や喫煙や過剰な自己顕示欲、のぞき趣味などの悪癖にゲシュタルトセラ
ピーがどう効くのかを読者の前に明らかにし、自分をゲシュタルトセラピーの生きた
見本にしよう、というのがこの本の趣向である。


ゲシュタルトセラピーがパールズの分身である以上、パールズの半生と共にゲシュタル
トセラピーもまた読者の前に明らかにされねばならない。


読者は本書を読みながらパールズの思考の経過や感情の振幅を、葛藤や行き詰まりも
含めて克明にたどり、見物しながらゲシュタルトセラピーのアイディアが生まれ成長
する過程を生き生きと追体験することができる。


 実は人生を回想しながら文章を書いている時の状態は、ゲシュタルトセラピーで
言うところの中間領域に属していて、今を生きていないし、体の感覚からも離れて
いる。


何とかそこから逃れ、今を生き生きと生きようとして、パールズは文章をリズムに
乗せて詩のように歌おうとするのだが、すぐに堂々めぐりの壁にぶつかり、人との
出会いを避け、ただリズムに乗って自分の中をぐるぐる回るだけの自己満足に陥っ
てしまう。そこからパールズのさらなる苦闘が続いてゆく。


 自分に正直に、読者を退屈させないように、ゲシュタルトの理論になるべく忠実
に、自分を退屈させないように、綱渡りは続いていく。


 パールズは自分の性的な嗜好や両親の不和、妻や親族の欠点なども容赦なく書き出
しているが、その正直さがパールズを実に身近に感じさせてくれる。


 本書の中でパールズと、ゲシュタルトセラピーの基本理論である内部領域、中間領
域、外部領域での気づきや、コンタクトの理論、


4つの抵抗システムである


プロジェクション(投影)、
イントロジェクション(取り込み:鵜呑み)、
レトロフレクション(反転行為)、
コンフルエンス(融合)
などについて分かりやすく説明し、


どの点がまだ上手く理論化できていないのか、どんな可能性が残されているのかにつ
いても述べている。


パールズの日本での禅の修行体験や禅僧との公案をめぐるやり取りも実に興味深い。
ゲシュタルトセラピーを学ぶ者にとって本書は格好の入門書となっている。


 1964年にエサレン研究所に移り住んでからのパールズは、知性による感情の抑
圧、ごまかしを警告し、ワークの中では質問や議論を嫌い、感情を表現することを
強く求めたが、


本書を読んでわかるのは、パールズが優れた知性の人であり、パールズの頭の中では
量子力学から政治体制に至るまで、常に議論や考察が行われていたということだ。


 途中ひんぱんに会話の形で登場する声は、パールズのワークの中ではトップドッグ
(勝ちイヌ)とアンダードッグ(負けイヌ)と呼ばれ、


自分の中の「~すべき」と命令するパートと「~できない」あるいは「やります、
もし~してくれれば」などといって怠けようとするパートを表している。


これらはフロイトの精神分析における超自我と自我に対応している。


ゲシュタルトセラピーにおいては、どちらか一方を排除するのではなく、両方の声
を自分の中に統合し、両者を生かすことが大事であると考える。どちらも大事な自己
の一部分だからだ。


 本書は一方で、ユダヤ人知識人による優れた歴史の証言にもなっている。


第一次大戦の西部戦線フランドルの塹壕戦と毒ガス戦、軍隊内のユダヤ人差別、
中流下層のユダヤ人家族の生活と教育、ナチスの台頭とユダヤ人社会の反応などが、
パールズの実体験を元に生き生きと描かれている。


パールズはいち早くナチスによるユダヤ人虐殺を予見し、一刻も早い脱出を周囲の
ユダヤ人や親類達に訴えたが、聞き入れられなかった。「当時のユダヤ人達が根拠
のない楽観主義を改め、


財産や親戚を捨て、未知の土地で生きる勇気さえ出せたら多くの人は助かったのに」、
とパールズは残念がっている。ユダヤ人にも選択のチャンスはあったのだ。


 「私は私のことをやり、あなたはあなたのことをやる。
私はあなたの期待に応えるために生きているのではないし、
あなたは私の期待に応えるために存在しているのではない」
で始まる有名なゲシュタルトの祈りの詩は、


時に個人主義的すぎるとして批判されるが、その背景には、ドイツから逃げたパール
ズは生き残り、逃げるようにとの勧めを受け入れなかった親類はすべて強制収容所で
殺されたという現実がある。


まさに、生き残るために私は私のことをやらざるを得なかったのである。その結果の
残酷さだからこそ祈りなのだ。


 ゲシュタルトセラピーは、フリッツ・パールズ、ローラ・パールズ、ポール・グッ
ドマンの3人によって形作られた。


 K・ホーナイ、W・ライヒに分析を受け、左翼的精神分析家グループとしてベルリ
ンで活動していたフリッツ・パールズは、1934年ナチスの台頭によってドイツを逃れ、


アムステルダムを経て南アフリカに渡り、南アフリカ初の精神分析研究所を設立す
る。そこで精力的に精神分析を行っていたフリッツと妻ローラは、


過去に原因を求め患者との個人的な交流を拒否する当時の精神分析の方法に疑問を感
じ、分析中の患者の動作やしぐさに注目し、患者と対面して分析する方法を考え出す。


同時にフロイトの「抵抗は肛門期にのみに存在する」という理論に対し「乳児に歯が
生え始める頃、乳児は母親の乳首を噛むことで抵抗を表現する、抵抗は口唇期にも存
在し、乳児の攻撃性を認め統合することで、


人間の発達をより自然でバランスのとれたものにすることができる」とする抵抗の新
しい理論、攻撃性の理論を確立してゆく。


 1936年、「口唇期抵抗」の論文を胸に勇躍、南アフリカからチェコスロヴァキア・
マリエンバードでの国際精神分析学会に参加したパールズはフロイトの強い拒絶に合
い、やがて精神分析と決別する道を選んでいく。


 ゲシュタルトセラピーの成立にあたって妻ローラの果たした役割は非常に大きい。


ローラはフランクフルト大学でハイデガー、ブーバーに哲学を学び、ゲシュタルト心
理学をウェルトハイマーとゴールドシュタインに、実存哲学をティリッヒに学んでい
る。攻撃性の理論はローラの育児経験が元になっている。


 しかし、ゲシュタルトセラピーという名称は、周囲の反対を押し切ってパールズが
強く主張して名付けた。


ゲシュタルトという機能、未完了のゲシュタルトを完成させようとする根源的な働き
をフロイトの精神分析におけるリビドーに置き換えたことで、ゲシュタルトセラピー
は根本的に精神分析を乗り越える心理療法となった。


このアイディアはパールズの世紀の卓見である。


 ポール・グッドマンは作家、詩人、批評家であり、アナーキズムの信奉者であり、
アメリカの60年代カウンターカルチャーを代表する知識人である。


グッドマンは、オットー・ランクの「今、ここ」を重視する精神分析手法に非常な関
心を寄せていて、それをゲシュタルトセラピーの中心に持ち込んだ。


 1946年、フリッツ・パールズとローラ・パールズはニューヨークに移住する。パ
ールズの依頼によりポール・グッドマンがパールズのメモに自身のアイディアを加え
て英語の文章に仕上げ、さらにR・へファーリンが実験的エクササイズの部分を書き、


Gestalt Therapy-Excitement and Growth in the Human Personality (Julian Press,1951)
が3人の共著として1951年に出版されると、パールズの周囲にはゲシュタルトセラピ
ーに関心を寄せる人々が集まるようになった。


 1952年、フリッツ・パールズ、ローラ・パールズ、ポール・グッドマンらによって
ニューヨーク・ゲシュタルト研究所が設立される。Gestalt Therapyは着実に売り上げ
を伸ばし、ゲシュタルトセラピーに対する関心は高まり続けた。


 1962年、イサドラ・フロム、ローラ・パールズ、ポール・ワイスなどニューヨーク
・ゲシュタルト研究所のメンバーがクリーブランド・ゲシュタルト研究所でトレーニ
ングコースを担当するようになると、


複数の講師によるトレーニングを主張するメンバーと個人によるカリスマ的な指導を
好むフリッツ・パールズとの溝が深まり、フリッツ・パールズはニューヨークを離れ、
西海岸を旅しながらワークショップとトレーニングを行うようになる。


 1964年、パールズは、日本、イスラエルなどを巡る世界旅行の後、カリフォルニ
アのエサレン研究所に居を構え、エンプティ―チェア(空の椅子)の技法に代表される
グループワークとデモンストレーションを数多く行い、全米の注目を集める。


 エサレン研究所が人間の潜在能力回復運動の中心地として大きな注目を集めるにつ
れて、ゲシュタルトセラピーもエサレンを代表するセラピーとして多くの信奉者を獲
得していく。


フリッツ・パールズが用いたエンプティ―チェアや多数の観衆の前でワークするホッ
トシートと呼ばれるやり方は、


それまでのニューヨークなど東海岸で行われていた対話と気づき、個人セッションを
中心としたゲシュタルトセラピーの技法とは大きく異なっていた。


 「デモンストレーションに重点が置かれ、単なるパフォーマンスになっている」な
どと批判も受けたが、TIME誌、LIFE誌にも大きく取り上げられ、


エンプティチェアのデモンストレーションのわかりやすさとドラマ性がフリッツ・パー
ルズのカリスマと相まって、ゲシュタルトセラピーは広くアメリカ社会に認知された。


一方で、ゲシュタルトセラピーとはつまりエンプティチェア・テクニックでありイン
スタントなセラピーであるという浅薄な理解を生み、


ゲシュタルトセラピーの哲学的な基盤や革新性、正当に精神分析を批判し乗り越えた
ホリスティック(全体的)な心理療法であるという事実はあまり注目されなかった。


エンプティ―チェアのテクニックはうわべだけ模倣されて自己啓発セミナーなどで使
用され、ゲシュタルトセラピーの信頼を傷つけた。


フリッツ・パールズとローラ・パールズはゲシュタルトセラピーがテクニックだけを
鵜呑み(イントロジェクト)にされることに警鐘を鳴らした。


 フリッツ・パールズの死後、ゲシュタルトセラピーに対する一時の熱狂は去ったが、
ローラパールズはニューヨーク・ゲシュタルト研究所で精力的に活動を続け、


クリーブランド・ゲシュタルト研究所では集団指導性による独自のプログラムで多く
の優れたゲシュタルトセラピストを生み出し、ゲシュタルトセラピーを組織や集団、
カップルに適応する道を切り開いた。


 アーヴィング・ポルスター、ミリアム・ポルスター夫妻は、Gestalt Therapy
Integratedを著わし、自分や他者とのコンタクトとその境界を重視するゲシュタルト
セラピーの新たな方向性を示した。


ヨーロッパ、オセアニア、中南米、日本、台湾と、ゲシュタルトセラピーは文化の違
いを超えて、世界中に広がり続けた。


 1990年代に入ると、ゲシュタルトセラピーに対する関心が再び高まり、おびただし
い数の学術論文が発表されるようになった。


現在では、Gestalt Journal, British Gestalt Journalなど英語の専門雑誌だけで11誌が
出版され、フリッツ・パールズ個人の言葉に囚われるのではなく、


ゲシュタルトの理論と哲学、世界観をテーマに、ウェルトハイマーやクルト・ゴール
ドシュタインのゲシュタルト心理学、W・ライヒの性格の鎧理論、クルト・レヴィン
の場の理論、フッサールの現象学やハイデッガーの実存主義、ブーバーの対話の哲学
など、


ゲシュタルトセラピーに影響を与えた要素を再認識しながら新たなアイディアを生
み出し続けている。


 世界では200を超えるゲシュタルト研究所が個性豊かな活動を展開し、世界最大
のゲシュタルトセラピーの国際学会AAGT(The Association for the Advancement of
Gestalt Therapy)をはじめ、AGTA(International Gestalt Therapy Association)、


ヨーロッパ地域のEAGT(The European Association for Gestalt Therapy)、ニュージ
ーランド、オーストラリアに基盤を置くGANZ(Gestalt Association of Australia and
New Zealand)など、多くの会員を要する学会が活動している。


 ゲシュタルトセラピーに関するインターネットのサイトの数は、最初のサイトが
1995年にウェブ上に現れてから4年間で10倍に増加した。Ancel L. Woldt, Sarah M.
Toman, Gestalt Therapy History, Theory and Practice, Sage Publication,2005, p.18)


訳者(原田成志)は2006年のAAGTバンクーバー国際学会に参加し、日本人とし
て初めてプレゼンテーションを行った。


2008年AAGTマンチェスター国際学会では企画委員とプレゼンテーションの審査
委員を担当した。AAGTは自らをゲシュタルトセラピーを具体化する壮大な実験的
コミュニティーと位置づけ、


次々とコミュニティーの中で浮き上がってくるゲシュタルト(形態)に忠実に、アメ
ーバのように形を変えながら、生き生きと会員の要求をかなえることを目的としている。


日本のゲシュタルトセラピーもオリジナルなアイディアを世界のゲシュタルト・コミュ
ニティーに発信する段階に到達している。


フリッツ・パールズが最晩年に目指したゲシュタルトセラピーを基礎とする共同体
「ゲシュタルト・キブツ」の夢は、形を変えて世界のゲシュタルト・コミュニティー
の中で生き続けている。


 本書がゲシュタルトセラピーの源流を理解する助けになり、読者を刺激する触媒
になれば幸いである。本書を出版する機会を与えてくださった新曜社の塩浦暉氏に
感謝致します。


2009年5月10日
原田成志










原田成志・翻訳『記憶のゴミ箱~パールズによるパールズのゲシュタルトセラピー』 新曜社
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元・東大心療内科講師リッキー・リビングストンに学んだゲシュタルト療法が、土台です。
少人数(多くて5~6人)でじっくり学びます。

一般の方と専門職の方と、一緒に学べる実戦的な心理療法の講座です。





クレヨン画やアートを一般的に分析するのではありません。
あなたが描いたクレヨン画や、あなたが創ったコラージュから、
あなたを深く理解し、抑圧を解放してトラウマを癒して解放し、
育てるためのワークをその場で、専門家である私達の元で、
実際に行ってゆきます。ここがこの講座の醍醐味になります。




講師は「まどか研究所」所長の原田広美と、
「ニューヨーク・ゲシュタルト研究所」会員の原田成志が、
隔週で担当いたします。







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0.自分を癒したら、人のことも理解できて、「生き生きオーラ」が広がりました。
1.自分を癒し、解放した先にあった仕事がセラピストでした(プロフィール)
2.「まどか研究所」受講者様etc.の声声声!!!
3.「アートセラピスト養成講座」に参加して、得られるものは何ですか?
4.こんな思いや経験ありませんか~専門職として日常で、仕事で
  a.心理カウンセラーなんですが..。
  b.福祉/介護、医療/教育の現場で..。
  c.接客/営業や、社内/日常生活、子育てで..。
  d.「お教室/セミナー/学校」で、生徒に突っ込まれると..。
5.「アートセラピスト養成講座」では、どうして―それらの悩みが―解消できるのですか?
6.「アートセラピスト養成講座」に来る人達は、どのような人達でしょうか?
7.どのようなステップで、癒され解放されて行くのでしょうか?
8.私にも、ついて行かれるでしょうか?
9.あらためまして、まどか研究所「アートセラピスト養成講座」Zoom6ヶ月のサポート内容をお伝えいたします。
10.ご関心がある方は、どうぞ【個人面談】にお進みください。





(詳しくは、上記のLPかメルマガで!!!)


メルマガ・ステップメール7日間の内容
1日目~アートセラピーは、あなたに何をもたらすのか?(広美動画)
2日目~ゲシュタルト療法についての歴史的な話と、その効用。
3日目~言葉よりも大切なものがあるのですか?(成志動画)
4日目~やる気が出ない仕事をやめなくてよかった重役さんのモチベーション
5日目~アダルトチルドレンからの解放と夢を叶えて(広美動画)
6日目~無意識が意識化されることの心身に対する効用
7日目~あらためまして、ゲシュタルト療法の舞台裏の理論について
8日目~本日と明日の2日間で、この講座のご案内を終了いたします。
9日目~本日20:00で終了~パールズの「ゲシュタルトの祈り」


元・東大心療内科講師のリッキー・リビングストンによるゲシュタルト療法についての書籍


元・東大心療内科講師のリッキー・リビングストンによるゲシュタルト療法についての書籍。帯の言葉は、フランクㇽ『夜と霧』の翻訳者だった霜山徳爾先生。「東京ゲシュタルト研究所」(現在は、閉所)の顧問が、霜山先生でした。





 



原田成志『私を救うイメージセラピー』電子書籍


原田成志『私を救うイメージセラピー』電子書籍 清泉女子大ラファエラアカデミア「自分らしさが好き」3年間のカルチャー講座の記録 ↓







 



原田広美『やさしさの夢療法』



 



Kindle電子書籍(紙本も発売中)



『やさしさの夢療法』 https://amzn.to/3RyrlaP
本書のエッセンスの部分が、
「アートセラピスト養成講座」公開記念の
プレゼント【夢解きの方法】です。







....↓10月開講「アートセラピスト養成講座」Zoom6ヶ月の解説↓







自分を癒したら、人のことも理解ができて、「生き生きオーラ」が広がりました。


クレヨン画、夢療法、コラージュ、物語・イメージセラピーで
自分を癒して育てる。










 東大心療内科の元講師リッキー・リビングスンに学んだ ゲシュタルト療法が土台です。







 


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原田広美&成志(せいし)


(↓公開記念「超スペシャル2大無料プレゼント」
<夢解きの方法 & 無意識レベルから見る家族の関係>
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上記のプレゼント付で、10月開講Zoom6ヶ月「アートセラピスト養成講座」のご案内を期間限定で公開いたします。



↓そして、この文章もまだまだ2~10、そして1と、長~く続きます。↓












 


2.「まどか研究所」受講者様etc.の声声声!!!



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(ゲシュタルト療法の先生だった)リッキー・リビングストン


 ”成志は、これまで私が出会った中で、最も面白い人の一人です。”



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ジョー・デ・パウロ(ニューヨーク・ゲシュタルト研究所 役員)


”卓越した技術”と”一貫性”、完全に成功したワークショップ。
(2006年 AAGTバンクーバー大会にて、原田成志へ)




イギリス国旗~成志はマンチェスター
大会にも参加して好評を得ました。


マルコム・パレット(ブリティッシュ・ゲシュタルト・ジャーナル元編集長


成志へ、”60才の節目のお誕生日、おめでとう!!そこから、また新しく素晴らしい人生を切り開いてください。”



……………………………………………………………………………


こんなに効果が出るなら早く参加すればよかった!


I.K.さん~教育職講師・大学院生(男性)50代



イラストⒸ田中義之


この講座の特徴の一つは、
「嫌いな自分」あるいは「仲たがいした自分」と

「仲良くなれる(ゲシュタルトできる)」ということなのかな、
と思います。



講座が始まった頃の、「嫌い(好き)な人」10人を書き出すワークで、
私は「二枚舌の人間が嫌い」と、書きました。



ワークの後で私は、「二枚舌が嫌いな自分」と仲良くなると
「本音と建て前」という社会の潤滑油をもっとスマートに使えるように、
なれるような気がして来ました。



また「コラージュ」のワークでは、
雑誌等から切り抜いた色々な写真やイラスト-風景/人物/動植物/モノetc.を、

大きな画用紙の中に、マンダラのように貼っていきます。             



以前、別の団体の講座で体験した時は、
気に入った写真・イラストを貼りましたが、
今回は「あえて」自分が嫌いな「高級料理、高級時計」なども貼りました。


普段の私は、そのような世俗的価値観にまみれたものが「嫌い」です。
しかし、もし、バッサリ切り捨ててれば、


私の中の「何か」を切り捨てることに繋がるようにも、感じました。


そして実際「嫌いなもの」を貼ってみると、
今まで感じたことがない「力」が、内面から湧いて来たのも驚きでした。



続いて「コラージュ」の中のどれか(例えば高級時計)になってみる
「ロールプレイ」と呼ばれる状態で、原田さんと対話もしました。



「髙級時計」になってみると、
世俗的な価値観が嫌いなはずの私の中に、
わずかに「見栄っ張りな自分」の声も聴き取ることができました。



その声に共感することを通じて(はっきりと認めたくないのですが)、
「見栄っ張りな自分」と少し仲良くなれた印象です。



今、講座の前半を終えたところですが、
見栄っ張りな自分」と仲良くなった(
ゲシュタルトした)ことは、



仕事の場面で不必要に控え目にならず、
「私自身をもっと前に押し出すエネルギー」の獲得につながるのではないかという予感がしています。



 


臨床(アートセラピー)の実技が体験できるので、選びました。


松岡祐貴 40代(美大写真コース学生/ リベラルアーティスト)


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写真©松岡祐貴



若い頃から精神疾患をわずらって闘病する傍ら、長い時間をかけて、
私は、大阪芸術大学や京都芸術大学で〈写真〉を学んで来ました。



また〈写真〉に熱中することにより、
「薬」だけでは快癒しきれなかった部分が癒されてゆくような体験を、
私はして来たのだと感じています。




いま放送大学で、臨床についての科目も学びながら、
〈写真〉を用いたセラピーや相談で、
「私と同様な病に苦しむ人々の助けになりたい」と思うようになりました。



「アートセラピスト養成講座」を選んだのは、
〈臨床的な実技の体験〉や、
講師の先生方や参加者との〈対話〉ができるからです。



ここで学んだことを〈写真〉を用いたワークショップや相談にも、
生かしてゆくことができればと願っています。



まだ講座の途中ですが、人をサポートするためには、
自分や人の〈これまでを許すこと〉や〈やさしくあること〉と共に、



自分の課題を解決すること〉や自分にとってだけでなく、
誰にとっても〈自分でも分からずにやり続けて来たことの意味〉を一緒に見出す、

などの捉え方も、大切なことが分かって来ました。



 


自分に近づく「ありのままの自分」で参加できる驚きと安心
M.S.さん~福祉系心理士(女性)


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イラストⒸ田中義之


私は、心理関係、教師、舞台づくり、パフォーマー、編集者、母親、家長、
祖母….自分でもあきれるほど多岐な仕事、役割をして来た。



だが本来は、話すことが苦手で、引っ込み思案で苦しんだ。



【セラピーシリーズ4回】 に参加したきっかけは、
原田さんが企画したアンナ・ハルプリンについてのトークイベントだった。



そこでは―100才まで生きた、アンナの「身体像の捉え方」や「生き方」「自然治癒力」の獲得の仕方に、興味深い示唆を得た。



そのアンナは、「ゲシュタルト療法」をつくったパールズから大きな影響を得た、アメリカ人のダンサーである。



また原田さんの「セラピーに参加すると自分に近づく」という言葉に、それが今後を生きる上の「救いの一つ」になる予感を感じた。



参加して驚いたのは、初めて会った人ばかりなのに、リラックスして課題に向かえて、自分がほぼ「ありのまま」でいたことだ。



それには原田さんの人柄(や技術??)が、大きく影響しているように感じた。



一番大事なのは、セラピストに、いかに自分を委ねられ、安心・リラックスして自分を出せて話せるかに尽きるのではないかと思う。そうしたものを原田さんと、この集団セラピーの場は持っていた。



言葉より先に身体感覚が動き、「描いたものにまた触発されて身体が動いていく感覚」を自分の中に、見つけたのも面白かった。



私は、今の自分が形成された源、―自分の中の深い無意識の部分に―拭いきれない深い悲しみがあるのではないかと感じている。



私に対し病的な溺愛しかできなかった母―そんな母を目にして、生理的嫌悪をどうすることも出来なかった自分の後悔。



半分は私のせいで溺死した弟への悔恨など..。



今回の4回の講座では、その「謎解き」までは至らなかったが、自分に近づく何かに、さらに分け入ることが出来る可能性を感じた。


2022.7.7.抜粋



 


セラピストに頼るのではなく、援助していただきながら、
無意識が具現化されるのを感じました。


ラビットさん(美術家)女性


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写真©まどか研究所



セラピーは個人セッションで受けるものという捉え方も持っていた私ですが、
原田さんのワークショップに参加して、
グループは、気付きを与えてくれる!」と感じました。



他の参加者のシェアが、私が気にしていたことと重なり、私自身の客観視に、つながったからです。



また「今、ここ」という観点から、課題や問題(過去のことも)を捉えるのが、〈ゲシュタルト療法〉なのだと、私は理解しています。




以前に体験した「ユング派のセラピー」では、クライアントとセラピストとの間に、「一定の距離を置く」のが基本でした。



それに対して、原田さんのセラピーではセラピストに頼るのではなく、援助していただきながら、無意識が具現化されるのを感じました。



そして「アートワーク」を通じて、自分が囚われているものの正体を可視化することができ、



またロールプレイなどを通して、〈自身を安定の方向〉にみちびき、〈内在している力が引き出される〉という印象がありました。




世界的なコロナによるパンデミック、見通しの立たない〈戦争や人間の心〉が気になる昨今ですが、より人間らしくあるために、


日本では、まだまだセラピーが〈敷居が高い〉とも感じられますが、アメリカに住む友人の話では、そんなことはなく一般的だそうです。



「まどか研究所」のゲシュタルト療法が人間の幸福と調和を生み出し、世界の平和に繋がっていくといいですね!!



 


「夢のワーク」や「クレヨン画」の効用~かえってオンラインで、ためらいなく行うことが出来ました。


小森俊明(音楽家)40代


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イラストⒸ田中義之


誰もが、幼少から現在に至る人生のいずれかの時期に、何かしらのトラウマを抱えるものです。



原田さんの『やさしさの夢療法』に書かれた独自(ゲシュタルト療法)の方法には、惹かれるところがありました。



音楽家である私には、フリーランスゆえのトラウマがあり、それらを掘り下げるワークをしました。



オンラインでしたがスムーズで、かえってオンラインのためなのか、ためらいなく行うことが出来ました。



毎回最初に、私が直近でよく見る、「気になる夢」のパターン、タイプ、具体的内容などについてお伝えし、



原田さんが質問を投げかけ、私がそれに答える形で進みました。



気になる夢は、過去の「トラウマ」に関係するものが多いようです。



ワークでは、ロールプレイをしました。それをした後には不思議なことに、同じタイプの夢を見ることが、ほとんどなくなって行きました。



ロールプレイが、「トラウマ」の解消にも役立ったのかもしれません。



即興的にクレヨンで描いた、子ども時代の「家族画」や、気になるタイプの「夢の絵」では、自分の思考パターンに対する「気づき」があり、気分がすっきりしました。



原田さんの進め方には、強引なところや、先入見に基づく性急な判断はなく、終止穏やかな雰囲気でした。



互いの専門がアートの領域で、フリーランスなことも、コミュニケーションをスムーズにし、共感し合える要因だったと思います。



 


原田さんは、心の問題にとても丁寧に対応して下さいます。


教員(女性)50代



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写真©松岡祐貴


原田さんは、心の問題にとても丁寧に対応してくださいます。



ただ単に、(過去の出来事や)現在の悩みを癒やすだけではなくて、
未来の成長に繋がるヒントやアドバイスの声かけをいただくことも、多いです



本当に、細く長く働いていくためには「自身のセルフケア」が
必要不可欠だと感じています。



地方在住のため、直接の面談は、なかなか難しいものの、
これまでオンライン(Zoom)でも、充分にコミュニケーションが取れました



「病院に行くほどではないし、友人には話したくはないなぁ」という時に、
「まどか研究所」を利用しています。



原田さんは、自分の心に向き合う時に、側に寄り添って、
小さな灯りを掲げてくれる人、という印象です。



幅広いバックボーンをお持ちなので、その時々の状況に応じて様々なアプローチを提案していただけるのも、魅力的です。



週末のワークショップに参加して、いつも目から鱗が落ちました。


T.S.さん (男性)50代


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イラストⒸ田中義之


およそ3年前から「まどか研究所」の週末のロングのワークショップに、何度か参加して来ました。



初めて参加したのは、「通院やケースワーカーとの面談」に限界を感じ、今後の活路を見出すための一歩を踏み出したい、と思った頃です。



原田さんのワークショップでは、「自分では思ってもいなかったこと」や「予測していなかったこと」への〈気づき〉が、いつもあり、



毎回、それはまるで〈目から鱗が落ちる〉かの体験でした。本当に参加することができて、とてもよかったと思っています。



私は「何でも〈引き算〉で評価する」といった両親の下に育ち、
知らないうちに「自分を〈過小評価〉」する癖が、できていました。



その癖は、相当に手ごわいものでもあったのですが、最近では自発的に、
〈ニュートラルに考える〉ことが、できるようになって来たと思います。



 


押さえ込んでいた気持ちが整理されて、客観視できるようになりました。


Aさん 会社員 20代(女性)


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イラストⒸ田中義之


原田さんのセラピーを受けた日は、刺激的である一方で、
どこか心がリラックスしてふわふわした感覚になりとてもよく眠れました。



3回のセラピー・セッションを通して、私は自分で自分をずいぶん苦しめていたのだな、と気付くことができました。



まだまだ否定癖は治っていませんが、どこか自分だけでは直視できず、奥底に押さえ込んでいた黒い気持ちを引き出していただいた上に、



黒くてジメジメした、まとまっていない話にも態度を変えずに向き合ってくださり、本当にありがとうございました。



(家族からは「めんどくさいよ」と、よく言われていたので、大変にありがたかったです)



おかげさまで、押さえ込んでいた気持ちが整理されて、自分のことを客観視できるようになったように思います。



こうして原田さんに巡り合えたご縁も、前職での出来事のおかげかと思うと不思議な気持ちになります。



これからは、黒い気持ちを抱いてもいいのだし、完璧じゃなくていいのだよ、と自分を許容しながら、いろいろな自分と仲良くやっていこうと思います。



いつも私の考えがまとまって問題の解決策が自然と分かり、
次のステップに進む事ができました。



鍼灸整体院 院長(男性)40代


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イラストⒸ田中義之


私が放送大学に学んでいた頃からのつき合いがカウンセリングに発展し、
まだ独立開業するまでの長い間も、



何か困った時には、友達や同僚に相談しにくい事を折に触れて相談してきました。



原田さんは話しをよく聞いてくれて、話しているうちに私の考えがまとまって
問題の解決策が自然と分かり、次のステップに進む事ができました。



最初のうちは、話しはよく聞いてくれるのですが、具体的なアドバイスは少なく感じて、
少し物足りなくも思いました。



ですが、何回かカウンセリングを受けているうち、原田さんと話している間に、
自分の考えがまとまって、どうしたら良いのか気づくのだ、と分かりました。



カウンセリングを受けずに、自分だけで考えて解決しようと思った事も、
もちろんあります。



しかし、自分一人で考えているとどうしても悪い方向に行きがちです。



職場の悩みや友人関係の悩みなどは、どうしても感情的になりやすく、
客観的な答えが出てこないものです。


そういう時に、第三者である原田さんのカウンセリングを受けると、
いつも私が本当に何に悩んでいて、どうしたいのか見えて来た気がします。



 


自分のことを「すばらしい宝物」なのだと思えるようになりました。


Oさん、女性(会社員)30代



写真©まどか研究所


(Oさんのロングインタヴューは、『やさしさの夢療法』にも掲載されています)


私って一体何だろう、何が原因で、こうなってしまったのだろう」という疑問を抱えて、「まどか研究所」の扉を開いた。



私の問題は、いろいろなことが複雑に絡み合い、もう自分で自分をコントロールする事ができなくなってしまっていたのです。


長年の「体の不調と精神不安定」は大きな悩みの種で、「生きること自体」が、もの凄く困難でした。





















そのような中、広美さん、成志さんとの出会いは、自分にとって運命的でした。
またワークショップも個人セッションも、1回1回とても新鮮で魅力的でした。


その中でも印象に残っているのは、ブレスンテグレーションで、
親からの愛情が欲しかったという一面に触れた時のことです。


私はこんなにも深く悲しみ、寂しかったのだと感じた時、
涙がとめどなく溢れたと同時に、心の底から「本当に生まれてきて良かった」と、
思うことができました。


そして、生まれて初めてというほどの穏やかな幸福感に包まれ、癒されたと、感じることができました。
何よりも大きな収穫は、自分で自分の事を「すばらしい宝物」だと思えるようになったことだと思います。


「皆もすばらしいけど、私も皆に負けないくらい、美しく輝いている」暖かで優しく、穏やかな本当の自分に、
一歩近づいた気がします。














 















3.「アートセラピスト養成講座」に参加して、
得られるものは何ですか?  




















  1. 「自分のことがよく分かり」、「人のこともよく分かる」ようになる。

  2. 「自分のことが好き」になり、「人間関係」と「人生」が楽になり、「苦手な人」が減る。

  3. 「自然な自信」が湧いてきて、リーダーシップや「必要な自己表現力」が身につく。

  4. クライアントがいる人は、相談の中で「アートセラピー」を使えるようになる。

  5. 相手を「受容」した上での、適切な「介入力」が身につく。

  6. 「クレヨン画、夢療法、コラージュ、物語・イメージセラピー」を体験できる。

  7. 講座を持っている人は、「アートセラピーのワークショップ」ができるようになる。

  8. 修了者は「アートセラピスト」として、第一歩をふみ出せるようになる。

  9. (誠意ある態度と集中力を持って、規定の時間数(90%)を受講した方に、講座修了証を授与いたします。)

  10. 人生がリフレッシュされ、"ライフワーク"や"夢"が見つかる、生まれて来る。そして、それが自然と叶うようになる。
    自分軸が培われる。

  11. 幼年期から無意識に潜んでいた「コンプレックス」や「トラウマ」が、解放 されて癒される。



12.「心身」の無意識的な「抑圧」がワークによって解放され、自然治癒力が高まり、健康状態の向上につながる。
13.長い間「膠着していた人間関係」が、よい方向へ動き出す。
14.「自分の仕事や学び」が好きになり、集中もできて、業績や成績がアップする。
15.「感情の起伏」が穏やかになり、鋭さはインスピレーションやクリエーションに、生かされるようになる。
16.「感情が閉じられていた人」は、安心して「感情」を感じられるようになる。




↓まだまだ文章は、続きます!!↓次は、
4.こんな思いや経験ありませんか??
その次は、
5.「アートセラピスト養成講座」では、どうして
―それらの悩みが―解消できるのですか
??デス。





















 


 










4.こんな思いや経験ありませんか?













a.心理カウンセラーなのですが....







  • ―いつもクライアントの話が堂々巡りになってしまう。愚痴を聞くだけに終わり、問題解決が進まない。
    ―問題の深因を引き出して、根本的な痛みを癒してあげたいが、なかなかそこへは辿りつけない。
    ―「傾聴」以外でも、本音を楽しく引き出す方法を学びたい。今の状況や今後の見通しについて、
    樂に「気づき」を得てもらえる方法があれば試してみたい。
    ―「診断」や「分析」ではなく、楽しみながら無意識レベルの「気づき」を得てもらいたい。
    ―「内面に眠っているエネルギーの解放と統合」をうながす方法があるのならば、学びたい。
    ―クレヨン画や、夢、コラージュ、物語、イメージなどを取り入れると、総合的に問題を捉えてもらいやすいとは聞くが、
    その方法が分からなかった。








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「家族画」Ⓒまどか研究所

 








b.福祉/介護、医療/教育の現場で..






―もっと相手(子供や生徒をふくむ)をよく理解して、できることを増やし、潜在能力を引き出したくても、
どのような指針で理解し、方向性を見出せばよいのか、分からなかった。
―相手に対して感謝を求める気持ちや、完璧主義が邪魔して、対応やお世話が楽しみながらできない。
―利用者や入居者や生徒の物言いに、気持ちがくじけ、あとあとまで引きずることがある。
―二つ以上の作業がある時、なかなか同時に気配りができない。臨機応変な対応が、難しい。
―毎日が、同じことの繰り返しで虚しくなる。
―「あなたは人の気持ちが分からない」、と言われてしまったことがある。
―レクリエーションや体操の指導など、複数人が集まる場をリードするのが苦手だ。
―一人一人の状況や要望と、行政や施設(学校)との間の調節や、スタッフ間のコミュニケーションにも、悩んでしまうことがある。
―自分の気持ちをどこで線引きして、どのように相手に伝えればいいのか、「自分軸」を磨きたい。








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「ある人生曲線」Ⓒまどか研究所


















 










c.接客/営業や、社内/日常生活で..






―人間関係の構築や、リード力に限界を感じる。
―相手に合わせるのは得意でも、自分の意見を述べることや提案は、苦手だ。
―自分のことを正当に認めてくれない上司や同僚、部下に対して、対応の仕方が分からない。
―管理職に抜擢された上に、新しい部署への配置換えもあったので、ますます大変だ。
―自分の仕事に集中したいのに、質問をくり返す同僚や部下に迷惑を感じて、腹が立つ。
―社内の人間関係も、どの程度までつき合えばいいのか、悩んでしまうことがある。
―電話の顧客対応で、お客さまの憤りや厳しい言葉づかいが胸に突き刺さり、トラウマになった。
―指示を出しても動いてもらえない。しかも声をかけてもらうこともなく、孤独になりがちだ。


   **
―結局は、子供や夫の言うことに流され、振り廻されてしまうことが多い。
―子供同士のけんかをうまく仲裁できない。子供が言うことを聞いてくれないと、パニックになる。
―家族に言いたいことがあっても、これまでの経験から、どうせ分かってもらえないと思う。
―それを友達や外部の人に話しても、いつも理解されないので、やはり自分が悪いのかと自信を失う。
―ママ友や、ご近所づき合いに、苦手意識がある。人の輪がわずらわしいが、孤独も嫌で不安になる。








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「好きな色の絵」男性A Ⓒまどか研究所

 








d.「お教室/セミナー/学校」で、生徒に突っ込まれると..




★☆この項目は、bの「教育」とも関連します。
―応対に、とまどってしまう時がある。頭の中が白くなり、びくっと身体が硬直して緊張する。
―うまくその場をまとめることができない。もしくは声高に注意しすぎて、距離ができてしまう。
―指導しようとして、相手の心理的な抵抗に遭うことがある。あるいは好かれたいと思って、
相手に合わせ過ぎて指導ができないことがある。
―リラックスした場づくりが苦手だ。真面目でも、堅苦しい。のびのびと話せないし、
相手の本音を引き出すことにも苦手意識がある。











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「嫌いな色の絵」男性A Ⓒまどか研究所

 











ここでも2つの―あなたの「人間関係」と「人生」を豊かに育てる―【特別無料プレゼント】を受け取ることができます!!


誰にでもできる〈夢解きの方法〉と、〈無意識レベルから見る家族の関係〉











まだまだ文章は続きます!!↓
次は、「アートセラピスト養成講座」では、どうして―それらの悩みが―解消できるのですか?




 








5.「アートセラピスト養成講座」では、
どうして―それらの悩みが―解消できるのですか?















―あなたの「コミュニュケーション」や「人間関係」は無意識のうちに、
深層の〈トラウマ〉や〈コンプレックス〉〈怖れ〉や(痛み〉に触れないですむための
~「感情の抑圧」を含めた個々人別の「防衛システム」によって~制限されています。


―アートセラピーでは、それらが「言葉」による分析ではなく、
〈クレヨン画/夢療法/コラージュ/物語・イメージセラピー〉を介して、
「見える形」として立ち現れることにより、「気づき」や「解放」が促されます。


 表現主義の「ゲシュタルト療法」により、
あなたを取り囲んでいた~古くて不要になった「防衛システム」が、次々と立ち現れてきます。


それらは「幼い頃」に形成されたものなので、今のあなたには、不要なものも少なくありません。


たとえば「苦手なものには目を向けず、ないものとして無視する」とか、
子供の頃の「兄弟に対する嫉妬」や、親の支配に対する「無力な対応」などという態度が、
そのまま今の生活でも無意識のうちに周囲の人々に対して作動していたりします。


あるいは「親の気をひくため」の「子供っぽい無責任なアピール法」、
はっきりと断らずに時間を引き伸ばす、弱者のふりをして同情をひく態度など。




 





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「ルビンの壺」~中央の壺(図)/左右から横顔(地=背景)~両方から見ることができる
しばしば「ゲシュタルト療法」を象徴する多義図形とされる。デンマークの心理学者エドガー・ルビン作。


それらの「防衛システム」が、〈トラウマ、コンプレックス、感情の抑圧〉と、
どう絡み合って形成されたのかが、アートを通して浮上して来ます。


次に、その中に守られていた「痛み」の言い分をよく聴きながら、
抑圧されていた感情や緊張を解放し、安心で安全な環境の中で癒します。


すると現在のあなたに相応しい、自分や人への、
新しい「癒された接し方」が自然と生まれて来ます。


ワークの中で、言いたくないことは、言わなくてもかまいません。
ただ講座の中では、自分に正直に過ごしてください


そして自分自身にも、他のメンバーに対しても、
起きて来ることに対して受容的に向き合ってください


これを繰り返すことによって、大きな変化が生まれて来ます。
あなたの中に、さまざまなことに対する「対応力」が生まれて来ます。


これまで気がつかなかった、自分自身の、また他者の潜在能力や才能にも気づくようになり、
あなたの日常や仕事に役立つでしょう。



↑「ルビンの壺」からの応用イメージ(2)壺(図)と地(左右からの顔)を隔てている所に、
トラウマやコンプレックスがある。
それらを解放して癒すことにより、両側から自分を含めた人や
モノを見られるようになり、抑圧されていたエネルギーも統合される。


それと同時に、あなたの中に、
長年閉じ込められていた「愛と夢」のエネルギーの源が開かれ、あなた自身の自己成長や健康を促し


他者に対する気配り、対応力、「場をキープする」自然なエネルギー、リーダーシップを発揮する
ための土台になるエネルギーに、変容します。


心の内側にかけられていた鍵を開け、
抱え込まれていたエネルギーを解放することによって新しいあなたが生まれて来ます。




 



いつも「生き生き」と生きて行かれるクリエイティブなエネルギーと、
「愛と夢」に満ちたあなたが、生まれて来るのです。














 














6.「アートセラピスト養成講座」に来る人達は、
どのような人達でしょうか?















  • 老若男女問わず、生き生きと「愛と夢」を持って生きてゆきたい人。

  • アートセラピーで、自分や人を癒したい人。

  • でも「まず自分のことを癒すことが、人を癒す前提条件だ」と理解できる人。

  • 癒された自分になって、仕事と人生のクオリティーを上げたい、家族の関係、パートナーシップ、
    人間関係全般を向上させたい、と思う人。

  • 「就活・婚活」にも役立てたい人、夢をかなえたい人。

  • カウンセラー・心理士、母親・父親、福祉・介護・教育・医療・人間関係のお仕事の方々
    (接客業、営業職、起業家、管理職、クリエイター、表現者、サラリーマン、公務員、アーティスト、
    サービス業、第一次産業従事者、占い師、お教室の先生、コーチやコンサル業の方々、etc.)。

  • 伝統的なお仕事の方、職人、技師。

  • 人生を探している人、モラトリアムの人、人生に迷った人、人生や仕事をリフレッシュしたい人、
    定年退職してゆっくり学びたい人、闘病しながら頑張っている人、アートが好きな人、心理学やセラピーが好きな人、

  • 他の心理療法(セラピー)や心理関係の講座をすでに学んだ人







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7.どのようなステップで、癒され解放されてゆくのでしょうか?







―この講座では、



「人間関係」やコミュニケ―ション、これまでの「人生」についての癒し、
「自己解放」および「自分軸」の発見、「夢の発掘 / 夢実現」などについて、


1). 自分の課題を扱うことが中心の人と、
2).アートセラピストになりたい人
3). これまでの「相談や講座(仕事)」にアートセラピーを取り入れたい人が、
一緒に学びます。


2).3)の立場でぶ方にとっては、クライアントさんを上から目線ではなく、
自分と平等な立場の存在として尊重する態度の獲得にも役立ちます。


とにかく自分を解放して癒した結果、
セラピストとしての自分が育ったという体験がなければ困ります。


そして、まず自分のために学んだ方の中から、将来のセラピストが生まれて来ることにも、
希望を託しています。(私達も、そうだったからです)


とは言え、最初にどのような立場で受講するのか、初めの面談でお話をお伺いしておき、
グループの中でもそれを意識して、指導いたします。


また毎回のワークの中でも、感想をシェアしていただきますので、
その時の私や成志とのやり取りで、調節できる部分があります。


しかし、自分のために学んだ人が、後々、アートセラピーを仕事として生かしたくなる場合もあるでしょう。


それも考慮して、誠意ある態度と集中力を持って、規定の時間数(90%)を受講した方に、
講座修了証を授与いたします。




 





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 ↑「ルビンの壺」からの応用イメージ(3)

 


では、ここからが具体的に、この講座で悩みが解決されるステップです。


まずはアートセラピーに慣れる所から。これまでの人生とも絡めながら、
誰でもできるクレヨン画から始めます。絵が上手か下手かは、気にしません。


大切なのは〈言葉以外で何かを表現する〉ためには、
言葉をつかさどる「左脳」に対して、「右脳」を用いる作業の必要性です。


これには、しだいに慣れてゆきます。「好きな色」、「嫌いな色」の絵、
「家族画」などと進むうちに、「右脳」モードが開かれてゆきます。


それは言葉でがんじがらめに考え、悩んでいたところに、「アート」を通して
〈異次元からのメッセ―ジ〉がやって来た状態です。


しかし、ワークをやってみての感想などを分ち合ってゆくうちに、
言葉による理解も、後からついて来ます。




 




私と成志が、毎週交代で、実技を体験するワークショップ講座を行いますが、
「つけたし」として理論も話します。


「ゲシュタルト療法」全般については、第一人者の成志の解説が有効です。
私は、アダルトチルドレンにも強い理論や、夢やトラウマについても扱います。


毎週の講座は、少人数で行います。1グループは、多くて約6~8人です。
それは参加者の一人一人が着実にステップを踏むのを確認するためです。


前半3カ月の目標は、アートセラピーに慣れることと、これまでのあなたの確認と解放。
〈クレヨン画をはじめ、夢療法やコラージュ、物語療法、イメージ療法〉も、一通り体験します。


後半3カ月は、今後のあなたをつくるための「指針や方向性」の発見です。
そろそろ「自分軸」も見出され、思わぬ夢も発掘されるかもしれません。


毎週の講座の他に、ロングの講座を週末に3回開きます
大きなブレークスルーがもたらされるよいチャンスになるかもしれません。


このロングの1日講座の3回目は、講座の終わり近くになりますが
「ビジョンクエスト(夢の発掘)」と「トレジャーマップ」を行います。


「トレジャーマップ(宝地図)」は、コラージュの一つです
あなたの人生やライフワークの、夢がかないやすくなります。


その他に、最初の個人面談とは別に、
前半と後半の繋ぎ目前後に〈2回目の個人面談〉も一人1回ずつ入れ、個々人の成果を確認します。












 


 










8.私にも、ついて行かれるでしょうか?


















私達(私と成志)が、「はじめてセラピーを受ける方」に対して、
いつも用いている「方法や気くばり」を基本に進めますので、どなたにもご参加いただけます。


「自由で自在な雰囲気に驚いた」、「自分や人への許容範囲がグッと広がった」、というお声をよく耳にします。


初めの「個別面談」と、講座期間中の「個別面談」に加えて、
少人数(6~8人まで)が基本ですので毎回の講座中にも「対話」ができます。


毎週のクラスは、平日夜の時間帯の他、昼間の時間帯や、週末の土曜日の夜も計画中です。


質問も随時、受けつけています。講座の開始後、講座受講に関して何か困ったことがありましたら、
何でもご相談ください。


暖かい雰囲気の中で、フレンドリーな関係性をつちかいます。


参加者同士の関係性も含めて、みなで助け合いながら進める講座です。
ですが秘密厳守の原則で行います。どなたでも、安心してご参加ください。


講座への参加費が御心配な方には、カード払いによる分割
―最長2年までーも、受け付けています






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 イラストⒸ田中義之




































 


9. あらためまして、
  まどか研究所「アートセラピスト養成講座」Zoom6ヶ月のサポート内容をお伝えします。








毎週2時間(途中休憩あり)×22回、
夜のクラスは、木曜 19:00~21:00
昼のクラスは、月曜 13:00~15:00
週末のクラスは、土曜 15:00~17:00を各々予定


それに加えて、日曜日3回(11:00~18:00昼休み、途中休憩あり) 11月/1月/3月に予定。


毎週の講座は、広美と成志が隔週で担当いたします。


日曜日の講座は、第1回目と第3回目は広美、第2回目は、成志が担当いたします。


参加者同士も含めて秘密厳守が原則です。違反した方には、後の講座をご受講いただけません。
また修了証発行後も、それを取り消させていただきます。


感情の抑圧や、深層心理のトラウマ、コンプレックスなど、
いわゆる「情動」に触れる部分を含むセラピーのワークショップは


セラピストが「男女のペア」で両者が「主従」や「主/副」の関係ではない、
「対等の関係」にあることが理想的と言われています。
(上記の件、参照:『アダルト・チルドレンと家族』斎藤学 学陽書房)
まどか研究所の「アートセラピスト養成講座」では、その状態が実現されています。


―広美が「まどか研究所」所長を務め、成志は東京在住ですが、パールズが渡米後に最初に設立した
「ニューヨーク・ゲシュタルト研究所」の会員です。


「アートセラピスト養成講座」のベースは、少人数(6~8人まで)の、
アートセラピーの実技をまじえたワークショップ形式の講座です。


また、6ヶ月の講座の半ば前後に、個別面談(90分)の場を持ちます。


受講過程についての感想や報告、および疑問や相談にも使えますし、
必要な場合は、個人ワークにもお使いいただけます。


受講開始にあたり、16色のクレヨンかクレパス、スケッチブック、
また集中して、一人で受講できる環境をご用意ください。


コラージュでは、ハサミ、のり、切り抜き可能な古い雑誌やパンフレットなども、
ご用意いただきます。


夢を記録するノートも、つくりましょう。

ゲシュタルト療法を創ったパールズは、始めは精神分析医でしたが、
フロイトよりも若い世代のパールズや妻のローラは、
表現主義演劇・舞踊や、身体アフェアネスのワークなどを通して、
「心身の相関」に大きく開かれた新しい時代に、青春期をドイツで過ごしました。


そして渡米後は、ドイツの医師免許が通用しなかったことから、
一般への教育的な立場での活動へも、活躍の場を広げました。
それが「アートセラピスト養成講座」が、さまざまな方にご受講いただける理由です。


誠意ある態度と集中力を持って、規定の時間数(90%)を受講した方に、
講座修了証を授与いたします。


↓ここからは講座受講者様特権です。
また期間中に、追加の個人セッションをご希望の場合には、
(あまりにプライベートで、グループ内ではシェアしにくい話題など)


「アートセラピスト養成講座」メンバー特別割引として、
「まどか研究所」の通常セッションの約65%の料金で、お受けいたします。


講座終了後、スーパーバイズ(クライアントやグループを持っている方の、
その中で起きた内容についての専門相談)を希望される方にも、


上記と同じ条件で、基本的に可能なかぎり、永年ご利用いただけます。


また講座期間終了後に、一般的な個人セッションをお望みの場合も、上記と同じ条件で、
一年間のサポート
をいたします。(以上は、Zoomが中心になります)


そして何より、誠意ある態度ですべてをご受講いただいたにもかかわらず、
これまで述べた効用に納得が行かない場合には、全額を返金させていただきます。






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 イラストⒸ田中義之

 









































まどか研究所の「アートセラピスト養成講座」は、講師と受講者、また受講者同士も、
「信頼関係」に基づいて学び合う場です。


お互いに「信頼関係」を感じるコミュニュケ―ションが可能かどうかをみるためにも、
ご関心がある方には、事前の「個人面談」をお願いしています。


また「面談」の結果、これまでご紹介して来た以外の、「もう一つの特別講座」をご案内する場合もございます


「個別面談」にいらした方に向けて、「アートセラピスト養成講座」開講記念超スペシャル2大無料プレゼント
とは別に、
さらなる”2つの特典”をご用意いたしました。


◇◆一つめは成志が過去に3年間、「清泉女子大ラファエラアカデミア」で担当した
「自分らしさが好き」というワークショップ講座の内容を一冊の本にまとめたもので、

題名は『私を救うイメージセラピー』といいます。紙本が売り切れて、
今は電子書籍(Kindleで発売)だけになりました。



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原田成志『私を救うイメージセラピー』

 


その表紙と目次、初めの3章を「個別面談」にいらした方に、特別プレゼントさせていただきます。




 



◆◇2つめの特典として、あなただけと私だけの ”ミニワークの体験” をプレゼントいたします。


ただし私と成志で運営しているため、面談ができる人数には限りがあります。
よって、講座受講を検討していらっしゃる方のお申込みをお待ちしています。


よい内容であっても、秋からの講座には参加できないという場合は、残念ですがご遠慮ください
。そう言う方は、いまは今後は未定ですが、どうぞ次の良い機会をお待ちください。)


ただし、他の講座と比較検討中で、迷っている、という場合はOKです。
話下手でもOKです。内面のブロックをはずしながら、コミュニュケ―ションをよくしてゆくのが、この講座ですから。
(*参加費につきましては、一括払いの他に、分割払いも~カード払いで24分割まで~受け付けています。)


では、「個別面談」でお会いできることを楽しみにしています。






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 イラストⒸ田中義之

 










あなたを幸せに導く*2つの特別【無料プレゼント】


誰にでもできる〈夢解きの方法〉と〈無意識レベルから見る家族の関係〉


















メルマガに登録されますと、
<あなたの「人間関係と人生」を豊かにする”2大特別無料プレゼント”>と共に、
「個別面談」への申し込みフォームをお送りいたします。面談ご希望者は、それをご活用ください。


*具体的には、お名前および必要事項と、ご希望の「面談日時」を3つ以上ご記入の上、
ご返送ください。「面談時間」は、約1時間になります。


*ご希望の日時について、なるべく早くお返事をさせていただきます。
それと同時に、もう一つのプレゼントと、面談のためのZoom URLをお送りいたします。


4月開講「アートセラピスト養成講座」に続き、第2期受講生を募集中ですが、
先にもご案内しましたように、今後の予定は未定です。


ご関心ある方は、是非ともこの機会にお申込みいただけますよう、
どうぞよろしくお願い申し上げます!!




 






  追伸




 



  あなたは、心理・福祉職あるいは人間関係の「お仕事」と「現場」に関わる者として、
  「アートセラピスト養成講座」で、自分をもっと知り、好きになり、人のことも分かるようになり、


  「人間関係」とコミュニュケ―ション、「人生」を楽にして、人間力を高め、社会や仕事に、
  そして家族に、またあなた自身の夢に向かって、さらに貢献できるようになりたいと思いませんか?

  「アートセラピー」を仕事で使うこともできるようになります。


  私達は、まどか研究所「アートセラピスト養成講座」で、あなたを解放して癒し、あなたの中に
  【一生役立つアプローチ力と人間力】をひらいて養います。熱意ある方のお申込みをお待ちしています。




 



原田広美&成志




1.自分を〈癒し〉、解放した先にあった仕事が、セラピストでした。













 


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↑1993年、東京の西池袋で「まどか研究所」を始めた頃。
現・所長の原田広美&
現・ニューヨーク・ゲシュタルト研究所会員の原田成志

 



改めまして、原田広美です。
このページに目をとめていただきまして本当にどうもありがとうございます。




私と夫の成志が、皆さんにお伝えしたいのは、




自分が癒されると人間関係が楽になり、人のサポートもしやすくなる、ということです。



自分が癒されると、


子供やパートナー、家族から、お客様、クライアント、生徒さんに至るまで、誰に対するサポートもしやすくなり
上司や部下、同僚や友達との関係も、楽になります。




私達は、その体験を「アートセラピー」を通して提供し、必要な方には、その方法も手渡したいと思っています。




……………………………………………


30年以上前、私は20代の高校の国語教師でした。




アジアの民衆演劇ワークショップで知り会った夫と結婚して、数年たっていました。





教師は、人間関係を試される仕事です。



生徒との関係の他にも、教員間や父兄との関係もあります。
私は、後半はセラピーの勉強をしながら8年間、高校で教えました。


また私は、今で言う「毒親育ち」でした
れで学校には、生徒を理解できる大人(教師)が必要だと感じて、高校教師になったのでした。




生徒達との楽しい思い出も多いものの、とにかく若い頃には、
孤独感や、自信のなさにも悩みました。親に理解されることなく抑圧を受けて育ったためです。





 



いま思えば自己評価が低くて、知らぬ間にいつも自分を責め、
同僚や友人への自己表現力が控えめで、「鬱」になったこともあります。




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 イラストⒸ田中義之

 


理解のある夫と結婚し、それはとてもよかったのですが、
その夫の成志がモラトリアムに陥り、私も、辛い5年間を過ごしました。




ですが、その間、もともと演劇のみならず、心理学精神医療にも関心があった夫の成志は、



私達の出会いの場でもあったワークショップのつながりで、
「サイコドラマやクレヨン画」、「夢療法やイメージワーク」を体験しながら
〈気づき〉を得て、心身を解放する、


ゲシュタルト療法」(大戦後のアメリカで、
”精神分析”から”心理療法”への橋渡しともなった”親玉的なサイコセラピー
のワークショップを探して来たのです。


それを皮切りに、私も成志も、それぞれが思い思いに、
さまざまな心身解放のセラピーを学び始めました。
それは以前の演劇ワークショップからの移行でした。


夫の成志は、モラトリアムから抜け出したいと思い
私には、それを応援したい気持ちと、
自分の辛さを癒したい、また難しかった「両親や妹」との関係、
「学校教育」と自分との関係を見つめ直したいと言う気持ちもありました。




 





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↑(東大心療内科の元講師リッキー・リビングストンの著作。
左の写真が本人。高田馬場に「東京ゲシュタルト研究所」ー現在は閉所ーを開き、セラピストの養成をした。

 帯の言葉は、フランクル『夜と霧』の翻訳者で、研究所の顧問だった霜山徳爾先生。)

 


成志は、はじめに見つけたリッキーのワークショップの講座で3年間の総合的なトレーニング
(+α1年間)を修了し、「ゲシュタルト療法」の専門家になりました。




私もリッキーから、「夢とアートのセラピスト養成コース」で学びました。





毒親育ちだった私は



それとは別に、カナダ人の先生から東京で「愛と癒しの心理学」を土台にした、
アダルトチルドレンにも強い、ブレスインテグレーションというセラピーのトレーニング
7ヵ月(約400時間)受け、国際ライセンスを取得しました。




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↑ブレスインテグレーションの先生だったローリ・ターナー、
母と一緒の写真。Ⓒまどか研究所

 


はじめ私は、セラピーで学んだ内容を学校教育に取り入れようと試みたのですが、
やはり学校教育は学校教育、セラピーはセラピーで限界にぶつかりました。




そこで私としては、大変に大きな決断をしたのですそれは一生の仕事として意識して
いた教員を辞めて、成志と一緒に、同じセラピーの仕事を本業にしようというものでした。





 

私はセラピーを仕事にする前の最後の学びとして(もちろんその後も、学び続けましたが)
アメリカの西海岸で、NLP(神経言語プログラミング)、POP(プロセス指向ワーク)、
シャーマニスティックな癒しなどを学び、ローリが育ったバンクーバーにも立ち寄って帰国しました。





 

その間、成志はハワイで「愛と癒しの心理学」などをベースにしたチャック・スペザーノの
セミナーに学んできました。私も、その先生夫妻のセミナーを東京で学んだことがありました。





 





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 ↑1993年当時、西池袋「まどか研究所」のパンフレット(部分)

 




帰国後の1991年からセラピーを仕事にして、およそ30年が経ちますが、
最も生き生きとしているのは、「今」かもしれません。





 

この「生き生きと」と言う言葉は、くしくも「ゲシュタルト療法」を
つくったパールズが大切にした言葉ですが、いよいよ私が母親と難しくなった思春期に、
その抑圧の中の「せめてもの思い」として目指した生き方でもありました。





 

その間、両親や妹との問題、夫婦間の問題もなかったわけでもなく、
仕事の継続を含めて、さまざまなことをセラピーの〈解放・癒し〉、
〈自分を生かすクリエイティブな方法〉で乗り越えてきました。





 





オウム真理教の事件の風評被害で、セラピーの仕事があまりできなくなった時期には、
私はそれまでの心身への造詣を生かし舞踊評論家として国内外で活動しました





 

これは思いがけず、ダンスと文学とヨーロッパが好きだった「母」の指向と一致し
母」が無意識のうちに胸の奥に抑圧していた「夢」を叶えたことになり、
かえって私は[母の憧れの的]となったようなのです





 





それに伴って実家の価値観の軸も変わり、家を継ぎたかった「妹」と
、外に出て冒険がしたかった私との間も、うまい具合に整理ができて、
信頼関係が生まれました。





 





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↑ 2019年 フィリピンの団体主宰の医療・福祉関係者向けのウェビナー。左上が主宰者、
右下が司会者。デンマーク(右上)、メキシコ(左下)からも参加。中央が成志。

 




成志は、もともと英語がよくできたので、海外の「ゲシュタルト療法」の学会に何度も足を運び、
パールズの自伝を翻訳したり、パールズが渡米後に初めて設立した
「ニューヨーク・ゲシュタルト研究所」の会員
にもなりました。





 





そして私達は、セラピーによって自分の人生に起きた良い変化や、どうやってその変化がもたらされたのかという、
その方法と体験をお伝えしたくてこの仕事を続けて来ました。





 





 





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 ゲシュタルト療法」をつくったパールズの自伝『記憶のゴミ箱』翻訳=原田成志(新曜社)

 




今の私には、かつてのような〈悩みや苦しみ〉は、ありません。〈孤独や不安〉も、ありません。
〈焦りや、痛み、怖れ〉も手放しつつ、いつも、未来への〈夢と希望〉を失わずに歩んで来ました。





 

これまでセラピーやアート(舞踊を含む舞台は総合芸術なので、さまざまなアーティストとの繋がり
ができました)を通して出会うことができた沢山の方々には、心より感謝しています
またセラピーを通過することで、アーティストになった方々も少なからずいらっしゃいます





 

また私達は、2人で4冊ずつ計8冊の本を自費出版ではない正規の出版で刊行してきました。





 



↑私の最新刊、セラピーマインドで執筆(新曜社)。左の私の写真の部分は、カバーの折り返しです。
1冊目の『やさしさの夢療法』から、構想20年でようやく刊行!!



 



成志の1冊目は、女子大のカルチャー講座を3年間担当した時に、毎週考えた約50のワーク
本にしたもので、『私を救うイメージセラピー』と言います。
今は紙本が売り切れて、年頭に電子書籍にしました。




私の1冊目は『やさしさの夢療法』でした。前半は、リッキーに学んだ〈夢解きワーク〉の体験記です
私の隠された〈夢〉であった本の著者になることや、自営的な自由業に移行する原動力にもなりました





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↑電子書籍は、キンドルで発売中。

 


今年は、成志が還暦を迎え私の最初の本『やさしさの夢療法』が、
28年ぶりに電子書籍化されました


それを契機に、この4月から「アートセラピスト養成講座」を開講し、
いま秋からの第2期生を募集中です。




―それを記念して、あなたに2つの特別無料プレゼントをご用意しました!!!





◆◇1つめは誰にでもできるpdf「夢解きの方法」→(『やさしさの夢療法』のエッセンスの部分です)



これによって、あなたは内面から送られて来る「夢」のメッセージと対話して
「人間関係」や「人生」をよいものにしてゆくことができます




◆◇2つめはアダルトチルドレンばかりか、
どなたにもある「トラウマ」の解消
に役立つpdf「無意識のレベルから見る家族の関係」です。



アダルトチルドレンは、機能不全家族で育った心に傷を抱えた人のこと
また誰の中にも、知らずに家族から得た影響や「トラウマ」が隠れています


(これは実はブレスインテグレーション〈呼吸法と対話で〉深層に抑圧された感情を解放しながら
幼年期以来のトラウマを癒し、あなたの「人生」を楽で幸せにするセラピー~
の骨子の理論です




ご関心ある方は、今すぐこの2つの特別なプレゼントを受け取ってください!!
―あなたの「人間関係」と「人生」を豊かに育てる―





誰にでもできる〈夢解きの方法〉と、
〈無意識レベルから見る家族の関係〉











また、その深い理解の仕方と使い方も実習する「アートセラピスト養成講座」について、
7日間のステップメール(映像付)でもご紹介して行きます。













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