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神田沙也加さんの死と、松田聖子を想う..



⎯原田広美「まどか研究所」心理相談&夢実現 http://madokainst.com/ ⎯

⭐やはり書かねばならないだろう。とても悲しいドラマになってしまった神田沙也加さんのこと~詳細ではなく~、大事な点に絞って書きます。

⎯純白な雪の中で最期を迎えた沙也加さんの魂に、まずは安息とあの世での幸あれと、お祈り申し上げます。⎯

 宮本亜門が少し前の闘病から、今は元気になって印象的なコメントを出されていました。

 ミュージカルのオーディションで沙也加さんが選ばれた時、有名人の子だからではないですよね?と確認しに来たと。

 そうではなく、沙也加さんが本当に勝ち取ったのですね。


 小学生で両親の離婚、まもなく母の再婚、その上に全寮制中学で壮絶ないじめを受けた後、聖子のアメリカ進出に伴うアメリカの学校での苦労。

 母の仕事で日米往復の中学生活。再びの母の離婚、高校時代にデビュー。

 年上の彼との交際も、その彼との19歳の時の結婚も、芸能活動さえも始めは聖子に否定された。その後も、交際相手にはよくNGを出された。

 沙也加ちゃんが、心に「闇(病み)」を抱えた経緯はよく分かります。母の離婚、再婚、アメリカ進出。⎯何か自分なんていてもいなくてもいいように感じてしまった。

 有名人の子として、ねたまれ、いじめられ、大きな痛手を抱えた。そして芸能界に関心を持つのが自然なのに、反対される。

 そのような「すべての悲しみ、苦しみ、怒り、虚しさ」を埋めてくれるであろうと期待する交際相手をいつも否定される。―芸大卒の彼の時だけはよかったが—

 芸能界の苦労をさせたくない、自立的な男でないと困る、と母・聖子が心配しても、沙也加ちゃんからすれば、心がズタズタになってしまったのでしょう。

 結婚した相手が家(事)を守ってくれても、いざとなったら子供を産みたくなかった沙也加ちゃん。熱愛が醒めて別の人にも目が行き、自立的でない彼のことが心配になったのかも。

 でも、いつも反対されて来た経緯があると、もう相談なんかできませんね。対抗的になってどんどん孤独になりますね。

 (親から見て心配でも、そこで子供は何かを学ぶし、守りの体制を優先するうちに、最も大切なものを失ってしまうこともあるのですね。)

 結局いま思えば、母・聖子は沙也加ちゃんを失ってしまいました。

 要は「防衛」か、「母親としての沙也加ちゃんへの純愛か」の選択だったのかもしれません。

 私は、極論的ですが、人の恋路とやりたいことに(意見はしても)、反対はしない方がいいというのが持論です。そこには、その人の実存をかけた情動があるから。

 そこを抑えると、その人の人間としての元気がなくなってしまいます。時には、メンタル不調にも繋がります。

⎯ここで私がとても気になるのは、母・聖子が歌手になる時に、特に父親が強く反対したことです。

 母・聖子は、男性遍歴が多いから(痛手を男性に埋めてもらおうとした沙也加ちゃんも)、たぶん父親のことが好きだと推測しますが

 やはり「本心」というか、「自身の実存をかけた情熱」を受容されずに育った人、という気が、私は前からしていました。

 歌は上手くても案外、これまで私の心を打たなかったのは、そのせいではないのか。本音が聞こえて来ない歌..のような..

 聖子ちゃんは、きびしい父親に知られないように、影でやりたいことをして来て育った人に見えるのです。

 その影の部分が、たぶん浮気や不倫に繋がるのではないか。

 歌については、結局は父親からの理解も得られてよかったものの、おそらく「本心をオープンしないで表面を繕う癖」は残りました。

 「ぶりっ子」も、本心を隠した一種の防衛でもありますね。

 それに加えて、聖子ちゃんの最初のサンミュージックの社長の「アイドルは万人に好かれなければ」も、私には違和感がありました。

 岡田有希子も、ここの所属だったのが気になります。歪みが出ますよ、万人に好かれるようにするなんて。それではすべてが取り繕いになりますね。

 母・聖子も、沙也加ちゃんの芸能への情熱は理解できたものの、
沙也加ちゃんからすると、なぜいつも交際相手に口を出すのか。
よく見れば母・聖子の男性遍歴の噂はいろいろあっても、

 結婚相手は社会的な立場や経済力のある人ばかりではあります。

 また神田正輝との結婚時代、すでに両親が上京して来て、母が沙也加ちゃんの世話をしたのですね。

 堅い仕事出身の父もいて、気は重くても、聖子ちゃんには基盤としての両親がしっかりしています。

 沙也加ちゃんは、両親が離婚。その後も母・聖子の結婚、離婚、再度のアメリカ進出、結婚。沙也加ちゃんには心の基盤がありません。

 そこを交際相手で埋めようとするのが沙也加ちゃんの癖だったと思います。熱愛が醒めると「心の闇」が埋まらなくなり、別の異性に目が行くのは母子で似ています。

 聖子・沙也加の決裂の決定打は、『週刊文春』によれば、サンミュージックから独立後、沙也加も入って親族で固めていた事務所を

 聖子が、不倫疑惑を何度かかけられた元マネージャーと飛び出して、新しい事務所を立ち上げ、

 しかもその後に、元の事務所に残った沙也加に、その継続を許さなかったという点にあったようです。

 これを考えると母・聖子は、自分の事務所にも本音が言えず、次を立ち上げたのかな、という気もします。

 この時には沙也加ちゃんの祖母も、娘・聖子と絶縁したので、一緒に沙也加ちゃんも聖子と絶縁したとも言えます。

 ですが2018年頃から、祖母は娘・聖子と復縁し、今年90才の高齢ですが、もう最後ということで、聖子の40周年を手伝ったそうです。

 これも沙也加ちゃんにとっては、育ちの祖母との間の基盤を、反目して来た母・聖子側に取られた気持ちになり、虚しかったのではないでしょうか。

 またこれまでの経緯全般から、母・聖子は「娘、パートナー」に対して、真の愛情を持つことの苦手を感じます。

 (新事務所を始めた後も、聖子の結婚生活は継続中ですが。)

 それらは自分の生育歴で生じた「心の闇」を埋めることのできない痛手から生じることで、

 まずそこを自分で埋めるための「自分で自分を愛する方法」を学ぶ必要があるのを感じます。

 この辺りは、とても母子で似ているとも感じます。とにかく「心の闇」を異性との交際の熱愛(聖子は三度めの結婚は継続中ですが)で埋めようとする所が感じられます。

 ところが今回の沙也加ちゃんは35才で、結婚と出産への夢が膨らみ、焦りも出て、次の異性に目を移す余裕がなかったのだと思います。

 その上に、やっと「アナ雪」以降、おそらく人生で初めて自信を得たにも関わらず、

 喉の手術が必要との、不安極まりない通知が届いてしまった。その上に旅先に安定剤を持って行きそこなったことも重なった。

 開かないはずの窓が、コロナで空気入れ換えのために開いていたのも、何とも悔やまれる。

 最後の交際相手の前山剛久が、沙也加ちゃんの気持ちの置き所さえない「心の闇」の深さと、

 人生の行き詰まり感に気づかず、「死ね」などと言ってしまったのは、大変に残念なことでしたが、どのような男性にも限界もあります。

 沙也加ちゃんが前山に12月4日に書かせた誓約書、
〈元交際相手との関係を一切断つ〉はいいとしても、

〈沙也加さんを傷つけた場合には全快するまでメンタルケアを行う〉

〈子供が生まれた場合、父親としての責任を離婚せず、果たすことを誓います〉には、

 沙也加ちゃんの心の痛みが出過ぎていて、脅迫的になってしまっています。

 そして結局、これでは無理だと前々からも感じ始めていた前山が、元カノに連絡を取っていたことに、沙也加ちゃんが気づいてしまった。

 また12月中旬には、前山は沙也加ちゃんとの同棲も白紙に戻したいと言って来た。それもそうだなぁ、とも思います。

 でも前山が沙也加ちゃんに内緒で借りたマンションを一週間で12月中に(「マイ・フェア・レディ」が終る前に)引き払うと言ったのは、

 沙也加ちゃんには信じられなかったようだけど、やはり上演中にこれ以上の揉め事はいけないと、

 自省した前山の努力だったのではないかな、とも私は思います。

『死ね』って言わないで。叩きなよ、じゃあ。『殺すぞ』とかさあ、『死ね』とか言うんだったら。言うことを聞かせればいいじゃん。

 沙也加ちゃんの録音テープに残された言葉は、遺書の『女性にあんまり強い言葉は使っちゃダメだよ。..2人仲良く、子供を産んで育てたかったです。ただ心から愛しているよ』に、

 繋がる気持ちだ。録音の喧嘩は北海道に旅立つ前のことで、その後、仲直りもしていたと言うが、
沙也加ちゃんの愛している、という思いとは裏腹に、

 残された者の痛手も大き過ぎる。

 沙也加ちゃんのように、心の痛手を異性との交遊で救われたい、と思う気持ちは、私にも似た経験もあり、分からなくもない。

 とにかく家族に理解・健全に愛されなかった者ほど、異性からの愛に大きく期待するものなのだ。

 でも人からもらう愛情は、自分が自分を上手に愛している度合いに、比例するということがある。ここが難しい所なのだが、

 だから私はセラピーを通して、心の痛手を癒し、自分を上手く愛する方法を伝授したいと思っています。

 (写真は『週間文春』年末新年合併号と、次号より)

 以上の投稿は、『週間文春』をはじめ、いくつかのネット記事で見知った内容に、私のオリジナルな視点を入れて、構成させて戴きました。

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