★原田広美の心理療法家になるための修業時代の思い出から(30年以上前?)
あなたは、自分と異質の世界に生きる人々との出会いによって、自分を育てたことがありますか?
まだ私が20代の頃、さまざまなワークショップや講座やセミナーに出かけた中で、特に思い出深いものの一つに、
チャック・スピザーノ博士の 愛と親密さからの贈り物 という心理学セミナー があり、
マリ・クリスティーヌさん、前田武彦さん、ビリー・バンバンの弟さん、元は劇団・昴の俳優さん、歯医者さん、社長さん、銀座のホステスさん、
通訳をされていた大空さん、同じく通訳で旦那様がアメリカ人のロルファーだったマスミさん、企業研修家になったXさん、風水の専門家になったはずの早稲田大学の心理学科卒のYさん。
障害を持つ子供達にダンスを教えるロンドンの先生の呼び屋様になった、ミューズカンパニーの伊地知裕子さん。今は絵本作家で、
子供の人権問題(性的虐待防止)の専門家の安藤由紀さん。
女性誌でも人気の算用術の占いの大御所になられた中森じゅあんさん、などなど。
もう30年以上も前のことになりますが、私にとっては、それまでお会いしたこともないような方々と、一挙にお会いした経験でした。
でも当時の私は高校教師でしたし、図書館の司書さんや、OLさんもいらしたと思います。
ここまでの話は、スーパーのサミットの社長(アメリカ人)様の、奥様(日本人)がプロデュースをされていらしたもので、その後の、チャックの奥様のレンシーのセミナーも含めての話です。
—それと比較すれば、我家の主軸のゲシュタルト療法の、リッキー・リビングストンの講座のメンバーは、さまざまな講座やワークショップの中でも、本当に気真面目な人種だったと思います。
ですが、ここの人脈も頑張っていて、伊地知さんはこちらでもありました。
うちの成志は、ゲシュタルト療法に最も律儀な人生を歩み、パールズの自伝の翻訳や、バールズが欧州(ナチス)から逃げた先の、ニューヨークで設立した研究所の会員にもなりました。
その他、トランスパーソナル研究所にも留学したお2人の、江夏亮さん、ハコミセラピーの本を星和書店から翻訳出版した高尾威広さん。
表現アートセラピーの第一人者で、大学教授の小野京子さん。長野の女神山ライフセンターの大森仁さん。大学のカウンセラーを務め、メダルト・ボスの翻訳もされた大野美都子さん。(当時は、臨床心理士の資格ができるよりも前でした)
ロンドン帰りでイラストや瞑想やケーキが好きだった I さん。
当時、東京中の公共の建物や駅の、女性トイレの設計デザインの刷新を次々と手がけていた一級建築士のZさん
当時は主婦で、リッキーの講座で花開いて書道家になったSさん、
シャンソン歌手になった(ナタリー・ロジャーズの本の翻訳もされた)Nさん。
また子供の絵の教室の先生になったAさん。アメリカのABC 放送の日本特派員だったワンダさん。
お父様が元ボクサーで、ご本人は通訳をされていた、もう一人のAさん。その他にも、小学校や、大学の先生方や、看護婦(士)様、たまにはお医者様などなども。
それから心身の不調が目立つ方々も、何名か一緒に学んでいました。
私自身も、鬱々とした高校教師だったのですが。でも今思えば、勝手に即興で踊るダンスや身体表現は、いつもリッキーに褒められていましたね。
それがその後の舞踊評論家に繋がったのだと思います。また文章を初めて褒めて下さったのは、全く別の流れの、しかし私にとっては大切な講座の一つを準備された先生でしたが!
私は、ジャングルやヒマラヤに行ったわけではありませんが、かなりの冒険家です。ここに書けていない人々にも、当時もたくさんお会いしました。
その後、舞踏の方へ行きましたから、またさまざまなジャンルの前衛芸術・文学・音楽・舞踊・演劇・舞台関係の方々に、お会いすることになりました。
そして、そこから 瓢箪に駒で、欧州にダンスフェスティバルを何度か見に行くことになりまして(舞踏のことでもですが)、
セラピーのクライアント様方、雑誌、単行本、新聞の編集者の方々、取材に来て下さったTVの方々も含めて、
随時とても多彩な方々に、お会いする機会に恵まれたと思います。また高校の教師時代には、沢山の生徒と、ご父兄様、そして教員様らにも。
学生時代からのワークショップでは、フィリピンの社会運動に関わるアーティスト様達、
経路の異なるいくつもの大学から参加された学生さん達、在日コリアンの方々、アジア諸国の開発に関わる海外協力隊の方々、さまざまな社会運動関連の方々などなど、
贅沢な出会いに恵まれて、ここまで歩んで来ましたが、それらを今後さらに、セラピストとしてクライアント様のお役に立てるために、
またアーティスト様にも、またアーティスト様、および個人のクライアント様を通して、社会が少しでも心豊かで、魅力と幸せに溢れたものになって行くことを夢見続けるためにも、
そして、もし機会があれば、新たな執筆の分野などにも、生かして参りたいと思います。至らない所の多い私ではございますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
◇関連投稿→私が心理療法家になった理由(わけ)→*ブログから→https://bit.ly/330mbk7
◇関連投稿→私が泣く時→*ブログから→https://bit.ly/3ouRqLH
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写真は、ゲシュタルト療法の恩師のリッキー・リビングストンと。
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