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漱石エッセイ(11)『夢十夜』~中沢けい さんの連載小説も掲載されていたK新聞より


漱石エッセイ(11)中沢けいさんの連載小説も掲載されたK新聞より⎯要約




漱石は川に投身したオフィーリアを好み、新婚時代の妻・鏡子も一度は悩んで川に身を投げた。




しかし、その後「悪妻」と呼ばれたのはなぜか?おそらく「第五夜」の女のように、(漱石のトラウマによる)心の淵に二度と落ちたくはないと思い、



本気で漱石を相手にはしないと、心に決めたからではなかったか。




「第八夜」では、✂️💈床屋にいる。鏡に、数え切れないほどの札を持つ女が映った。吝嗇な父の影響で悪夢を見た時、「いくらでもおっ母さんが払ってあげる」と言ってくれた愛の言葉が、漱石の無意識に刷り込まれていたのか。




「第九夜」は、養母の夢。養父の浮気で離婚に至る。だが養父の外出を、養母は「侍としての任務のため」と無理に思い込む、けなげな女性を演出する。



漱石が美人で、けなげなイメージの楠雄子に惹かれた理由も、こうした養母に絡めとられた幼年期の体験と関係があるのだろうか。




「第十夜」は、庄太郎が妖艶な女に絶壁に連れて行かれ、「飛び込まないと、豚に嘗められる」と挑発される。ままならずステッキで豚を絶壁から突き落とすが、豚は群をなしている。



要するに、女性に対して度胸足らずであった漱石の、深層心理が現れているのだろう。



*「まどか研究所」心理相談&夢実現

http://madokainst.com/


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